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ホタル乱舞、過去最多に 白山・八束穂の「やしこの水辺」

6/24(月) 1:33配信

北國新聞社

 ホタルの名所、白山市八(や)束穂(つかほ)の「やしこの水辺」で、過去最多となるホタル約70匹が確認されたことが、「山島ほたるの会」などによる22日の一斉調査で分かった。4年前に手取川で発生した濁水で一時、激減したが、会員らの地道な保全活動により、近年は回復傾向にあった。今季の山島地区全体の一斉調査では、前年比15匹増の285匹が見つかり、予想以上のホタルの群舞復活に関係者は驚いている。

 水辺は、自然のせせらぎを再現した人口水路で、手取川から取水する山島用水の一部を引き込んでいる。毎年6月には40~50匹のホタルが舞い、地域住民の憩いの場となっている。

 2015年、手取川上流の斜面崩落で濁水が用水に流れ込み、生息数は著しく減った。同会は15年秋から市と協力して水辺に堆積した土砂を除去し、春と秋に幼虫とその餌になるカワニナの放流を続けてきた。

 活動により、17、18年と生息数は増加傾向にあり、今回、2007年の調査開始以降、最多となる約70匹が確認された。

 辻道一男会長は「はっきりとした原因は分からないが長年、辛抱強く続けてきた活動が実を結んだのならばうれしい。来年にも期待したい」と話した。

 22日はホタル観察会(北國新聞社後援)も開かれ、親子ら約200人がやしこの水辺一面に広がった幻想的な光に目を奪われた。会によると今月いっぱいまで楽しめるという。

北國新聞社

最終更新:6/24(月) 1:33
北國新聞社

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