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クローゼ超えFWマルタ、まだ見ぬ少女にメッセージ「女子サッカーは君たち次第」

6/24(月) 20:21配信

ゲキサカ

 男女通じてワールドカップ通算得点王のブラジル女子代表FWマルタは23日、女子W杯敗退が決まった直後のインタビューで次世代に熱いメッセージを残した。女性アスリートの報道に力を入れているイギリス国営放送『BBC』などがこぞって伝えている。

 1986年生まれのマルタは2007年の中国大会で女子W杯初出場。それから5大会連続で参戦し、今大会で大会通算17点目をマークした。これは男子得点王の元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼに続き、男女通じて史上最多記録となっている。

 しかし、そんなエースを擁するブラジル代表は決勝トーナメント1回戦でフランスに敗れ、2大会続けてベスト16で涙をのんだ。試合後、マルタはテレビインタビューを担当。モニターの前で戦況を見守っていたであろう未来のサッカー選手に熱弁した。

「女子サッカーの生き残りは、君たち次第です。そのことをもっとよく考えて、もっとその価値を感じてほしい」。

 自身が大記録を打ち立てるゴールを決めたグループリーグのイタリア戦と同じく、「ピッチに血を残す」という覚悟で真っ赤な口紅を塗って戦ったマルタ。イタリア戦後には「これは単なるスポーツではない。平等のための闘争だ」と女性の地位向上に決意を語っていたが、この日も女性を鼓舞する言葉を続けた。

「私たちはサポートを求めている。あなたたちは初めに泣き、最後に笑わなければならない。それはもっとプレーし、もっとトレーニングし、もっと自分を管理し、90分間のプレーをした後、30分間の戦いを行う準備ができているということだ」。

「だからこそ、私は少女たちに求めたい。フォルミガは永遠にはいない。マルタも、クリスティアーネも永遠にいるわけではありません」。1995年から女子W杯出場を続けている41歳のFWフォルミガ、34歳のFWクリスティアーネ・ロゼイラ、そして33歳の自身の後継者が登場することを期待する。

 男子のW杯では5度の優勝を果たしてきたブラジルだが、女子W杯では2007年の中国大会での2位が最高。オリンピックも04年、08位の銀メダルが最高位で、一度も頂点に立ったことがない。「われわれは女性を代表し、女性がどんな役割を果たせるかを示したい」。そんな使命を背負うマルタは鮮烈なメッセージを残して大会を去った。

最終更新:7/9(火) 21:38
ゲキサカ

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