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ハワイで絆のハーモニー 郡山男声合唱団ドンカラック 7月8、9日に公演

6/25(火) 8:22配信

福島民報

 郡山市民有志でつくる郡山男声合唱団ドンカラックは7月8、9の両日、米国ハワイ州ホノルル市での公演に臨む。現地の教会や高齢者ケアハウスなどで歌い、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に対する支援への感謝の気持ちを伝える。団員は「楽都郡山と海外の人々との交流が進むきっかけになれば」との思いも込め、絆のハーモニーを響かせる。

 メインの公演は「震災・原発事故復興支援ありがとう演奏会」と題し、九日にホノルル市の末日聖徒イエスキリスト教会タバナクル聖堂で催す。コンサートの広報などで協力したホノルル県人会をはじめ、同市の関係者や市民が来場する。

 佐藤文吉会長(71)ら団員十五人が参加し、「見上げてごらん夜の星を」などの名曲や「会津磐梯山」、「ソーラン節」などの民謡メドレーを披露する。震災で大きな被害を受けた岩手県の岩手大混声合唱団とも共演する。

 前日の八日は慰問先の高齢者ケアハウスで公演し、日系移民関係者との交流の機会も設ける。滞在中はホノルル市役所などを表敬訪問し、郡山市とハワイとの交流促進を願う品川萬里市長のメッセージを届ける。復興へ歩む福島の現状も伝える計画だ。

 公演は当初、ドンカラックが以前から交流してきた米国の合唱団「ロサンゼルスメンズグリークラブ」と共演するために企画された。しかし、日程の都合で同クラブが出演できなくなった。「義援金など多くの善意を寄せてくれたハワイや県人会の関係者に感謝の気持ちを伝えたい」との団員の思いは強く、予定通りコンサートを実施することになった。

 団員は二十四日、公演で披露する曲を練習した。震災から八年以上が経過し、海外での風化が懸念される中、佐藤会長は「現地に足を運び、福島の思いを伝えることには大きな意義があるはず。今後のさまざまな交流につながるよう頑張りたい」と話している。

最終更新:6/25(火) 8:22
福島民報

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