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リニアの川勝知事対応評価 静岡県内市町長・議長アンケート

6/25(火) 7:59配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡新聞社が24日までに実施した県内全35市町長・議長へのアンケートでは、川勝平太知事の10年間の県政運営に及第点を与えた上で、市町の活性化や生活基盤強化に向けたさまざまな意見や要望が上がった。リニア中央新幹線トンネル工事を巡るJR東海への知事の対応は多くの首長、議長が支持。同時に静岡市長との関係悪化を念頭に、市町との良好な関係構築への注文も目立った。

 リニア工事を巡る知事の対応について、県中部の首長は「特に大井川利水関係者の代弁者として工事の影響に懸念を示していることに感謝している」と支持。県西部の議長は「常に問題提起していく姿勢は従来の知事とは異なる」とし、姿勢の堅持を期待した。県中部の議長も「他都府県と温度差がある中、しっかり対応してくれている」と評価した。

 市町との関係性を巡っては、静岡市長との関係悪化を問題視する声が強かった。県中部の首長は「市民県民が首長同士の確執で不利益を被ることは決してあってはならない」と指摘。村木脩東伊豆町議会議長は「もう少し大人の対応が必要」と知事の姿勢に苦言を呈した。

 遠藤裕孝静岡市議会議長は、議会が市民の合意を得て市の施策を決めていると強調し「知事は権限の範囲内で発言してほしい。市長ばかり責めるのは納得できない」とした。

 地域ごとに抱える課題を巡り、期待や注文の声も多く上がった。特に伊豆地域の首長や議長には、伊豆半島ジオパーク構想、伊豆担当副知事の設置などを評価し「今後も伊豆半島の振興に協力してほしい」とする声が強かった。県東部の首長は東部・伊豆地域の医師不足を挙げて「医師の偏在解消、医師確保策のさらなる拡充を」と求めた。一方、湖西市の影山剛士市長は「三遠南信はじめ、広域の経済・物流などの連携」に対する取り組みの強化を期待した。

静岡新聞社

最終更新:6/25(火) 12:16
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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