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石積み崩落、須走開通見通せず 山頂道7月10日開山に

6/25(火) 8:02配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 富士山須走口登山道の山頂付近で昨年夏の閉山後に石積みの崩落が見つかった問題で、県は24日、山梨県と合同で行った崩落現場の調査結果を公表し、7月10日に予定している須走ルートの開山までに、山頂まで登山道を開通できる見通しが立っていないことを明らかにした。一方、山梨県は吉田ルートの開山日である7月1日には安全を確保できないため、八合五勺(しゃく)から山頂まで通行規制を継続することを決めた。

 静岡県は7月初旬に復旧工事の進捗(しんちょく)状況をみて、山頂までの通行止めをいつ解除するか決める。富士宮、御殿場両ルートへの影響はなく、例年通り7月10日の山頂までの登山道開通を予定している。

 石積みが崩落したのは山頂の久須志神社の東側で、須走ルートと吉田ルートの合流点より山頂に近い場所。石積みは神社や山小屋など山頂の建物を造成した際の基礎部分で、富士山奥宮境内地組合が管理している。

 7月初旬までに石積みを完全復旧するのは困難なため、同組合は24日から防護柵を設置するなどの応急対応をする準備を始め、石積みの復旧作業は閉山後に行う。両県は登山道をふさいだ石の間に土のうを並べて登山道を平らにするなどの応急処置を取る。

 調査は17日に、両県の関係者約20人が須走口からブルドーザーで登って調査した。崩落現場は高さ約15メートル。崩れた石が幅1~2メートルの登山道をふさぎ、一部通行不能に近い状態になったという。

静岡新聞社

最終更新:6/25(火) 8:02
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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