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【MotoGP】MotoGPチェコグランプリの開催は今年が最後に? 政府の財政支援減少が要因か

6/25(火) 17:27配信

motorsport.com 日本版

 1965年からWGP(現MotoGP)のカレンダーへ加わり、1983年~1986年そして1992年を除き、毎年開催されてきたチェコGPだが、来シーズン以降の開催が危ぶまれているようだ。

【一例:ツインリンクもてぎ画像】サーキットは収益改善の必要があり様々な施策を実施。

 現在、ブルノ・サーキットとMotoGPの開催契約は2020年に満了を迎えるものとなっているが、チェコ政府が財政支援を6900万チェコ・コルナ(約3億3000万円)から3900万チェコ・コルナ(約1億8000万円)へ圧縮する決定を下したことで、新たな契約の公算は妨げられることとなった。

 ただ、ブルノ・サーキットの所有者を父に持つカレル・アブラハム(アビンティア)は、レースは世界選手権のスケジュールよりも早期に離脱する可能性があることを明かしている。

「本当だ。最後の(チェコ)グランプリになるかもしれない」と、アブラハムは言う。

「いくつかの事がブルノでグランプリを開催し続けることをとても複雑にしているんだ」

「最も重要なのは、政府の協力だ。殆どの国が何らかの形で協力しているが、僕らの政府はいくつか問題を抱えているようだ。それが基本的には主だった問題なんだ」

「彼らは僕らが必要としているだけの支援をしていない。つまり彼らは2/3は支援してくれているが、もっと必要なんだ。将来的な財政支援は不明だ」

「とても悲しいけど、フェアではない。(グランプリから)小規模な企業、ホテルなんかも、多くのお金を稼いでいるし、政府自身も税金を手にしている。誰もが多くの金銭を稼いでいるんだ」

「もし彼らが資金を負担した場合でも、彼らはまだ多くの収入を得るはずだ。誰もがね。だがサーキットが開催料を払った場合、他のみんなが多くを得ても、サーキットはお金を失ってしまう。それでは辻褄が合わない」

 アブラハム曰く、サーキットは今年は開催されていないスーパーバイク世界選手権(WSBK)の開催カレンダーに戻ろうと試みていると語った。

「とても厳しいだろう。僕らは本当にそれを待っていて、スーパーバイクを取り戻すようにプッシュしているが、スーパーバイクを手にするには料金を払う必要があり、イベントを実施するのにも払うんだ」

「僕には理由は分からないけど、観客が来てくれない。それでどうやってお金を稼ぐというんだ? これが大きな問題なんだ」

「僕らは他のいくつかのレースでも大きな問題を抱えている。開催料はとても高いが、多くの人が来てお金を使うことはなかった」

「ビジネスなんだ。開催料や再舗装に投資することはできるが、リターンを得る必要がある。しかし、それは多くは返ってこないんだ」

「サーキットはMotoGPとスーパーバイクそしてDTM(ドイツツーリングカー選手権)を開催できたならとても満足しただろうと、僕は思う。それらは素晴らしい催しだからね。だけどそれは不可能なんだ」

David Gruz

最終更新:6/25(火) 17:27
motorsport.com 日本版

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