ここから本文です

ソフトボール日本「脱・上野依存」へ光明 8回完封の藤田に指揮官「意識高くなった」

6/25(火) 23:11配信

デイリースポーツ

 「ソフトボール女子・日米対抗、日本1-0米国」(25日、東京ドーム)

 最終第3戦が行われ、日本はタイブレークの末に米国に1-0でサヨナラ勝ちし、通算2勝1敗で勝ち越した。

 大黒柱のエース上野由岐子(36)=ビッグカメラ高崎=が4月の顔面骨折の影響で欠場する中、先発の藤田倭(28)=太陽誘電=が8回2安打11奪三振で完封勝利。東京五輪の決勝で戦う可能性もある米国相手に好投し、“脱・上野依存”に光明が差すピッチングとなった。

 圧巻はタイブレークに突入した八回。守備の乱れもあって1死満塁となったが、決して動じなかった。4番・アギュラーを高めの真っすぐを振らせて空振り三振に取ると、続く5番・スポールディングも力強いストレートで中飛に打ち取り、失点を許さない力投でサヨナラ勝利につなげた。

 1人でマウンドを守り、135球を投げ切った藤田は「今日は正直エースとしてというよりも(宇津木)監督の期待に応えたかった」と感慨深げ。藤田を抜てきした宇津木麗華監督は「丁寧に一球一球投げてくれた。(藤田)倭は無理に力で勝負してしまうところがあるが、今日は技術で勝負していた。心配なかった」と称賛した。

 また、藤田のエースとしてのたたずまいにも触れた指揮官は「投手は常に冷静でいないといけない。喜んでも(それを)出すと疲れてしまう」と説いた上で、「(藤田本人にも)常に同じ表情でと言ったが、今日はよかった。すごく意識が高くなった。成長した」と“顔つき”の変化にも目を細めた。

 東京五輪に向けて上野とのダブルエース体制を確立できれば、08年北京五輪に続く金メダルも見えてくる。藤田は「この先、上野さんだけじゃ勝てないのはわかっている。(エースとして)少しずつ信頼を得たいという強い気持ちでマウンドに立つことができた」と、チームにとっても自身にとっても大きな勝利に胸を張った。

最終更新:6/25(火) 23:21
デイリースポーツ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事