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【広島】九里、プロ初完封! 西川が記念球投げ込む失態も「次もらう」

6/25(火) 22:03配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 広島2―0楽天(25日・楽天生命パーク)

 広島・九里亜蓮投手(27)がプロ6年目での初完封勝利で、チームの連敗を3で止めた。変化球主体の投球術で被安打はわずか3。完投も無四球試合もプロ2度目で、二塁を踏ませずゴロで18個のアウトを稼ぎ、今季3勝目を挙げた。

 9回2死。最後の打者・島内を左飛に仕留めた。左翼・西川のグラブに打球が収まると、グラブをポンと叩いたが、直後にありえない光景を目の当たりにしてしまった。なんと、西川がウィニングボールを左翼席に投げ入れてしまったのだ。

 「(西川)龍馬にスタンドに投げられてしまった。もう一度、同じような投球をして次はボールをもらいたい」

 イケメン右腕は苦笑いを浮かべるしかなかった。

 当の西川は、ありえない“やらかし”に「僕は知らないです…」。とぼけた風を装ってはいたが、失策よりも痛いだろう痛恨のボーンヘッドに肩を落としていた。

 九里には発奮材料があった。亜大時代は違う学年の部員と相部屋になるルール。上級生となって1学年下の沢坂弘樹さん(26)と過ごしていた。その沢坂さんは亜大卒業後、社会人・室蘭シャークス、四国IL・香川を経て、パナマ・ウィンターリーグ、豪州ウィンターリーグに参戦。香川時代にはNPBドラフト候補にも名が挙がる俊足巧打の逸材だった。しかし昨冬、豪州で交通事故に遭い、関係者によると「全身の骨がバラバラになる」ほどの大けがをしてしまった。それでも事故の数十日後には打撃練習を再開。シーズン開幕に備えているという。

 後輩の不屈のガッツを伝え聞いた九里は「彼が野球を続けている。そのことが本当にうれしいですね」。8回の守備ではみずからダイビングキャッチを披露。沢坂さんに負けない闘志で、チームを奮い立たせた。

最終更新:6/27(木) 0:37
スポーツ報知

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