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ビートたけしさんの離婚報道から考える 熟年離婚は相続税対策になるのか?

6/25(火) 8:01配信

マネーの達人

別居しても生活費の支払い義務があります

第七百五十二条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。(同居、協力及び扶助の義務)

同居できない事情ができても、扶養義務を負います。

第七百六十条 夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。(婚姻費用の分担)

高所得で、資産も多く、社会的地位もある方は、より多くの生活費等を支払わなければなりません。

また夫婦に未成熟の子がいる場合、その子の養育費、教育費も負担します。

婚姻中は、配偶者と子の生活費を負うのですが、離婚すると、配偶者だった方の生活費は不要です。

財産分与も、婚姻期間中の夫婦で築いた財産のみ対象ですので、婚姻期間が短ければ、あまり期待できません。

北野武(ビートたけし)さんの離婚

実際のところは筆者、知る由もありません。

北野武さんは若い頃から、いろいろあり、長年別居状況でしたが、離婚はしていませんでした。

これは、自分は好きなことをしていても、奥さんと子には、相応の婚姻費用(生活費)を支払っていたということかと推察されます。

子供は成人され、婚姻費用は減額されたかもしれません。

長年にわたり売れ続けてきた北野武さんは、長期の婚姻期間で、財産分与の額もさぞかし増加したかと思います。

満を持して、奥さまと離婚され、お互い気持ちよく別れられたのではないでしょうか。

さすが、たけしさん。

これなら、奥さんに恨まれることもないかと思います。

■財産分与、慰謝料、養育費にも原則、贈与税はかかりません
財産分与:夫婦の共有財産の精算することであり、タダで相手側に財産を渡すわけではないので、贈与税はかかりません。

慰謝料:精神的苦痛に対するものですので、課税されません。

養育費:婚姻費用も、通常必要なものであれば課税させません。

配偶者・子に対して扶養義務で、支払うものには課税されないのです。

なお、財産分与で不動産、株については、注意が必要です。

受けたほうには、課税されませんが、渡した方には、税務上その不動産・株を売って現金を渡したとみなされます。

渡した不動産や株が、購入時より、離婚の時点で値上がりしていれば所得税がかかります。

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最終更新:6/25(火) 12:58
マネーの達人

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