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「ひとり飲み」客が訪れる本格立ち飲みバーの魅力

6/25(火) 18:10配信

DANRO

自分のバーを持つまでの軌跡

島田さんがバーテンダーの道を志したのは、学生時代でした。風呂に浸かりながら、ふと将来について考えたとき、美容師、ドラマー、バーテンダーという3つの「かっこいい仕事」が思い浮かび、そのなかからバーテンダーを選んだといいます。

「今でもその夜のことをおぼえています。そこからはもう、ずっとブレずに。専門学校を出て、新宿の京王プラザホテルや六本木の会員制バー、二子玉川のビストロで働いて。途中で東南アジアを旅して。『30歳で自分の店を出す』ということは心に誓っていたので、逆算して20代を過ごしました」

「30歳で自分の店を出す」という目標を達成した島田さん。次は、30代の過ごし方についてプランを描き始めています。

「店はオープンしてまだ2カ月くらいですが、軌道に乗ったといえそうです。じゃあその次にどういう展開をしようか、何をやろうかなと。30代をどう過ごすか、今から楽しみです」。

飲食の世界を歩みつつ、いずれは堀江貴文氏や前田裕二氏といった実業家と仕事をすることを目標にしているそうです。その一方で、「自分のキャラクターも商品のひとつ」として、店から離れるつもりはといいます。

バーでは隣にひとり客がいてもいきなり話しかけないほうがいい

長年バーテンダーとして働いてきた島田さんに、初めてのバーにひとりで入った場合、何を、どのように注文すればいいのか聞いてみました。

「カクテルの名前まで挙げて注文する必要はないんです。カクテルにするか、ワインにするか、ウィスキーにするか。それくらいを決めておいていただければ。すると、カクテルだったら『炭酸系にしますか、フルーツ系にしますか』という話になるので、あとは会話のキャッチボールを進めていただければ」

では、バーでのお酒の飲み方には、どんなマナーがあるのでしょう。

「たとえば、隣の席で異性がひとりで飲んでいても、いきなり話しかけるのはやめてください。そういうときは、いったんバーテンダーと雑談するんです。バーテンダーは『この人だったら、この人と話が合うかな』というのを見ていますから、頃合いをみてバーテンダーからそのかたに話を振ります。すると自然なかたちで2人が会話できるんです」

バーでのひとり飲み道は、なかなかに奥が深いようです。

(著者プロフィール)
土井大輔(どい・だいすけ)
ライター。小さな出版社を経て、ゲームメーカーに勤務。海外出張の日に寝坊し、飛行機に乗り遅れる(帰国後、始末書を提出)。丸7年間働いたところで、ようやく自分が会社勤めに向いていないことに気づき、独立した。趣味は、ひとり飲み歩きとノラ猫の写真を撮ること。好きなものは年老いた女将のいる居酒屋。

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最終更新:6/25(火) 18:16
DANRO

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