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ジャズ・ピアニスト 小曽根真にとってのジャズとは「生きることを表現すること」

6/25(火) 17:03配信

J-WAVE NEWS

ほとんどのポップスのルーツはジャズ

別所は「小曽根さんにとって現代のジャズとは何ですか?」という質問をぶつけます。これに小曽根さんは「生きることを表現すること」と答えます。

小曽根:もちろんジャズはスウィングのリズムはあるんですけど、それは型なんです。僕は「ジャズは型にはめた途端に死ぬ」と思っています。昔はブルースに始まり、ディキシーランド・ジャズというルイ・アームストロングの時代があり、ずっと最先端で来ているんです。
別所:なるほど。
小曽根:ジャズで出てくる神様が何人かいるんですけど、マイルス・デイヴィスというトランペッターは亡くなる直前に「これからはヒップホップだ」と言って死んだんです。そして、その通りになりました。クラシックの世界だとモーツァルトも時代の最先端にいて、あの時代を受け入れられなかったんです。
別所:アヴァンギャルドすぎてね。
小曽根:だからと言って頭を使った音楽になると、音楽は死んじゃうんです。すごく難しい。今の時代は色んなジャズの楽しみ方があっていいと思うんですけど、みなさんが聴いているポップスのほとんどのルーツがジャズだと思っていいと思います。
別所:常に先鋭的で最先端で、何かを変えていく革新的なところがないとダメなんですね。
小曽根:あと大事なのはとにかく即興です。その瞬間で生まれる音楽っていうのがジャズなんです。

オンエアでは、小曽根さんが『My Witch's Blue』の生演奏をスタジオで披露してくれました。「クラシックっぽく始まるんですけど、途中からジャズになっちゃうというふざけた曲です(笑)」と紹介しました。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
放送局:J-WAVE(81.3FM)

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最終更新:6/25(火) 17:03
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