ここから本文です

即レスが強迫観念に!? SNSのストレスから逃れる方法

6/25(火) 19:45配信

All About

◆心理学的に見る「即レス」の効果は、手軽にお互いの承認欲求を満たせること

メッセージを受け取ったら、即座に返信することを指す「即レス」。親しい人との間でしばしば期待され、SNSマナーの一つと考える人もいるようですが、心理学的には「相手への承認行動」や「承認欲求を満たしてくれるもの」とも見ることができます。

即レスをすればすぐに相手の思いを受け止められ、共感や応援の気持ちを伝えられ、相手に対して非常に効果的に承認行動を示すことができます。また即レスされる側は、「相手に承認されている」という実感をすぐに得ることができ、メッセージがシンプルなものでも、強い安心感や喜びを感じることができます。

◆即レスしないことが原因で仲間外れに? 即レスがプレッシャーになる背景

では、SNSにおいて即レスは良いことばかりかというと、そうではありません。特に中高生などの若い世代のグループ内では、「即レスできないと友だちをなくす」「即レスをしないと仲間外れにされる」「即レスをしないといじめられる」と思い込み、即レスが求められる空気に悩んでいる子も少なくないようです。

なぜ若い世代は、こういったルールを強いてしまうのでしょうか? そもそも中高生にとって、仲間から承認されることは、心の発達の上でとても重要な意味を持ちます。したがって、仲の良いグループ内では承認を求めあい、「俺たち、私たちは仲間だよね」という意識を高めあいたくなるのです。そして、この承認行動の一つとして、SNSでの即レスがグループ内でしばしば奨励されています。

こうした仲間関係は楽しいものである一方で、「ルールを守らなければ、グループから仲間外れにされしまう」というプレッシャーも生じます。すなわちSNSにおいては、「即レスしないと仲間外れにされてしまう」というプレッシャーが同時に生じやすくなってしまうのです。

◆中高生グループに即レスが流行る理由

では、なぜ10代の若者は、これほどまでに仲間からの承認を求めてしまうのでしょう? この世代の子どもたちは、親の庇護から卒業し、自立的な社会生活を送れるようになるまでの移行期にいます。この移行期には友だちとの間で仲間意識を高め、仲間から承認されることで、それぞれが社会にデビューするための自信を育んでいこうとするのです。

ただし、こうした仲間関係には、そのグループ内の独特なコミュニケーションに同調しなければならないという暗黙のルールがついてまわります。それになじまないメンバー、守れないメンバーは距離を置かれてしまうため、本当は面倒で嫌なのに暗黙のルールに従い、SNSの即レスを続けている子は多いのです。

1/2ページ

最終更新:6/25(火) 19:45
All About

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事