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八村にファン期待 ワシントン バスケ熱10月に高まり

6/25(火) 0:36配信

北日本新聞

 【米ワシントンで社会部・中島慎吾】米プロバスケットボールNBAのドラフト会議で、富山市出身の八村塁(21)を1巡目で指名したウィザーズ。東海岸に位置するチームの本拠地・首都ワシントンの街を歩いてみると、今はシーズンオフのため、人々のバスケ熱が高まるのは「もう少し先」と感じたが、八村の活躍に期待するファンに出会うこともできた。

 ワシントンは、どの州にも属さない政府直轄の特別区で、八村がいたゴンザガ大がある西部ワシントン州とは別の場所だ。連邦議会議事堂や大統領官邸ホワイトハウス、連邦最高裁判所など政府機関が集中する政治都市だ。

 この街を拠点とするスポーツチームは数多い。NBAに加え、野球MLB、アメリカンフットボールNFL、アイスホッケーNHLという北米4大メジャースポーツリーグの全てに、ワシントンをホームとするチームがある。さらにはサッカーのDCユナイテッド、女子バスケのミスティクスも活動している。そんなスポーツが盛んな米国の中枢都市を拠点に八村が活躍するかと思うと、今からわくわくしてくる。

 街中にはお気に入りのチームの帽子やTシャツを着たファンがたくさん歩いていた…とは言ったものの、ウィザーズファンがなかなか見つからない。なんとか見つけ出し、八村の印象を聞きたい。ホームのキャピタルワン・アリーナで、ファンが集まる場所がないか女性職員に尋ねると、「シーズンオフだから無理よ。ゲームが始まる10月に来たらどう?」との返事。21日に八村がアリーナで記者会見した際、多くの人に歓迎される様子が報じられていただけに、少し拍子抜けしてしまった。

 それでもあきらめず捜し続けると、アリーナ横の通りでチームのファンだという親子に出会うことができた。父親(35)は八村のことを「あまり知らない」らしいが、大学バスケの年間最優秀選手の候補4人に入った選手だと説明すると「けががなければ活躍してくれそうだね」とにっこり。息子(5)も、八村の出る試合が楽しみか聞くと、元気にうなずいてくれた。

 シーズン開幕はまだ先の10月。これからどんどん、ワシントンのバスケ熱は高まっていくはず。そのときこそ、八村の活躍に沸き立つファンの姿を見たい。

北日本新聞社

最終更新:6/25(火) 0:36
北日本新聞

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