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車いすバスケ男子日本代表、リオ銀のスペインに2点差の惜敗…“本番”への価値ある戦いに

6/25(火) 18:41配信

バスケットボールキング

 アメリカのテキサス州で行われている日本、アメリカ、スペインの3カ国による車いすバスケットボール男子の親善試合。4日目の24日、日本はスペインとの最終戦に臨んだ。結果は58-60。昨年の世界選手権と同じ2点差での惜敗となった。2016年リオデジャネイロパラリンピック銀メダルチームを“射程圏内”に入れながらも、日本はあと一歩のところで勝利を逃した。

1年前を彷彿させる接戦に再び敗れた日本

「勝負にいった試合だっただけに、最後は勝ち切りたかったのですが……」

 試合後、及川晋平ヘッドコーチはそう言って、悔しさをにじませた。それほど勝利を手中に収める手応えが十分にあった試合だった。

 最初に主導権を握ったのは、日本だった。第1クォーターは8-8と並び、がっぷり四つの様相を呈したが、第2クォーターに入ると、攻防にわたって流れを引き寄せ、スペインを引き離しにかかった。香西宏昭がミドルシュートを3連続で決めてリードを奪うと、古澤拓也も2本の3ポイントを決めるなど、20得点を挙げた日本。さらに守備では、厳しいジャンプアップと素早いローテーションで、高さのあるスペインをインサイドから締め出した。

 前半を終えて28-19。この遠征での初勝利が目の前に迫っていた。だが、さすがはリオ銀メダルチーム。このままでは終わらなかった。後半に入ってギアを上げたスペイン。再び接戦に持ち込むと、第4クォーターには逆転し、最大8点差をつけた。

 それでも日本も粘りを見せ、残り40秒で同点に追いついた。だが、残り4秒で勝利への執念とばかりにミドルシュートを決めたスペインが再びリード。最後は勝負をかけた日本のシュートが外れ、勝利を手にすることはできなかった。

「逆転を許してから、また追いついて接戦に持ち込んだことは良かったと思います。ただ、課題でもあった決定力という点で、最後は決めたかった。そういう部分にもっとこだわらなければいけないと感じました」と及川HC。本気で勝ちにいった試合を落としながら「いい試合だった」で終わらせるわけにはいかない。日本はもうそのレベルにはないからだ。

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最終更新:6/25(火) 18:44
バスケットボールキング

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