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車いすバスケ男子日本代表、リオ銀のスペインに2点差の惜敗…“本番”への価値ある戦いに

6/25(火) 18:41配信

バスケットボールキング

藤本怜央「シュート1本1本にこだわりを」

 その責任を負うかのように、試合終了のブザーが鳴り響く中、「自分があのシュートを決めていれば……」と数々のシーンが走馬灯のように頭の中を回り、悔しさがこみ上げてきたと語るのは藤本怜央だ。藤澤潔とともに、40分間フル出場し、香西に次ぐ得点を挙げた藤本。そんな彼を及川HCも「よく最後まで走り続けてくれた」とねぎらった。

 だが、藤本の口からは反省の言葉しか出てこなかった。

「周りの選手は本当によくやってくれているので、あとは僕だなと。こういう厳しい試合で、高いシュート確率を出していくことが、勝つためにはまず必要なことだということを痛感しました。ほんの一瞬のチャンスやシュート1本1本に、もっとこだわりを持って遂行しなければいけないと思いました」

 一方で、アテネ、北京、ロンドン、リオと世界最高峰の舞台を4度経験し、チームの大黒柱としてプレーしてきた藤本だからこそ感じている手応えもある。

「リオ以前は、日本がスペインと2点差のゲームをするなんてことはあり得なかった。だから昨年の世界選手権に続いて、またこういう試合ができたことは、日本が確かに成長している証でもある。あとは残りの1年で、今度は2点差で勝つところにまでどう持っていくのか。日本はもう次の段階に来ているんです」

 遠征最終日となる明日25日は、現地時間午後3時からアメリカとの最終戦に臨む。1年後に迫った“本番”への糧とするべく、世界最強国に挑む。

文・写真=斎藤寿子

BASKETBALL KING

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最終更新:6/25(火) 18:44
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