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【インタビュー】IL VOLO ~気鋭のオペラユニットが語る“カルチョ愛” イタリアから情熱を届けに~

6/25(火) 18:00配信

SOCCER KING

 2009年、イタリアの人気オーディション番組に出演した14、15歳だった3人の少年が、同番組プロデューサーから三大テノールのようなオペラ歌手ユニットにしようとの発案から、IL VOLOを結成。世界に飛び立つこととなった。

 2011年に本格ブレイクを果たすと、全世界を虜に。羽生結弦やエフゲニー・プルシェンコといったフィギュアスケートの名選手が楽曲を使用したこともあり、知名度が高まると2017年には初来日公演。2公演をソールドアウトさせた。

 結成10周年となる2019年には4月にニューアルバム『MUSICA』をリリースし、5月には2度目の来日公演を開催したIL VOLOのメンバーを直撃!

 イタリア人だけあり、3人とも大の“カルチョ”ファン。しかも好みのチームもバラバラということで、時には真面目に、時には互いに煽り(?)ながら、イタリアにおけるサッカーの魅力を語ってもらった。

(L to R)ピエロ・バローネ、イニャツィオ・ボスケット、ジャンルカ・ジノーブレ

インタビュー=小松春生
写真=須田康暉、Getty Images

■カッサーノのアシストからゴールを決めたんだ!

―――皆さん、サッカーが大好きだとうかがいました。

ピエロ 僕らはイタリア人だからね。

イニャツィオ イタリアでは、子どものときからサッカーで遊びながら成長していくんだ。だから、みんな好きなんだよ。

―――私たちの会社はサッカーの魅力を伝える雑誌『CALCiO2002』の創刊から始まったんです。

ジャンルカ 2002-03シーズンに、ローマ対パルマの試合を見たよ。中田(英寿)がオリンピコで試合をしていたのを実際に見たんだ。
※中田英寿がパルマ在籍時代

―――ジャンルカさんはロマニスタなんですよね。

ジャンルカ 僕はローマ人ではないし、ローマに住んでいるわけでもないけど、叔父やいとこがローマの近くに住んでいたんだ。僕が生まれた街もローマから200キロくらいの距離だったし、ロマニスタの親戚がバカンスで僕の家にやってくるたび、カードやマフラー、ユニフォームを持ってきてくれたから、すぐにジャッロロッソ(黄赤)とフランチェスコ・トッティの虜になったんだよ。

 実は何回か一緒にプレーしたことがあるんだ! 歌手仲間が集まったチームがあって、アレッサンドロ・デル・ピエロやトッティと試合をしたんだよ。アントニオ・カッサーノもいたね。実はトッティの虜って言ったけど、人生の中で一番幸せだったのが、カッサーノからのアシストで僕がゴールをしたことなんだ。一番幸せな日だったね。

―――後世にも伝えたい思い出ですね。

ジャンルカ そうだね。僕には何よりも歌があるけど、サッカーも一番と言えるくらい大好きだから、一緒にプレーした経験は子どもから孫までずっと語り続けていくよ。

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最終更新:6/25(火) 18:00
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