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【愛川・受刑予定者逃走】「犯人確保で終わりではない」 法相に情報共有要望 愛川町長と厚木市長

6/26(水) 5:10配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜地検が収容しようとした男が逃走した事件で、地元自治体への地検の情報提供に不手際があったとして、愛川町の小野澤豊町長と厚木市の小林常良市長は25日、法務省を訪れ、速やかに情報共有を図れる仕組みの構築を求める要望書を山下貴司法相に手渡した。山下法相は「地域住民、自治体の皆さまに多大なご負担をかけ、心からおわびする」と陳謝し「徹底的な調査、検討の上、対応したい」と述べた。

 要望書では、19日に愛川町の男の自宅で逃走事件が発生してから3時間以上も情報提供がなく、さらに同日深夜に逃走に使われた車が厚木市内で発見された後も連絡がなかったことを問題視。「情報の提供が適時適切に行われなかったことは非常に遺憾」とし、住民の命や財産に危険が及ぶ恐れのある情報を迅速に共有できるホットラインの設置などを求めた。

 小林市長は「今回の問題は、犯人確保で終わりということでは決してない。何らかの形で(関係機関が)情報を通わせられるようにしてほしい」などと要望。面会後、小野澤町長は「事件の経過をしっかりと検証し、二度とこういう問題が発生しないようにしてほしい」と述べた。両首長はこれに先立ち横浜地検も訪問、中原亮一検事正に同じ要望書を提出した。

 山下法相は25日の閣議後会見でも、地検の対応について謝罪。情報提供が遅れた点に関し「実態として時間がかかった。重く受け止めている」とし、原因などについて最高検が徹底的に調べると説明した。

神奈川新聞社

最終更新:6/26(水) 5:10
カナロコ by 神奈川新聞

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