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エース・藤田が延長8回11Kを奪い、米国を自身初完封勝ち 不在の上野も心の支えに

6/26(水) 0:40配信

スポーツ報知

◆ソフトボール日米対抗最終戦 米国0―1× 日本(25日・東京ドーム)

 日本はここまで1勝1敗(6―4、2―7)で第3戦を迎えた。今大会初登板のエース・藤田倭(やまと・28)=太陽誘電=が延長8回、11奪三振、被安打2の好投で2012年の初代表入り以来、8年目で宿敵・米国から自身初の完封勝利を手にした。チームは8回タイブレークの1死三塁から、1番・森さやか(30)=ビックカメラ高崎=がサインプレーを確実に決めて、1―0でサヨナラ勝ちを収めた。

 今大会、上野由岐子(36)がけがで不在の中、エース・藤田が宇津木麗華監督(56)の起用に応えて見せた。1回、1番マクレニー、続く2番リードをアウトコース低めから浮き上がるライズボールで連続三振に仕留めると、2回は圧巻の三者連続。延長8回までに11個の三振を重ね、自身初の完封勝利を挙げた。「上野さんだけでは五輪は勝てないと分かっていた。監督の期待に応えたいという思いが強かった。安心する気持ちです」とホッとした表情を見せた。

 藤田は、昨年の世界選手権準決勝の米国戦に先発し7回2/3を投げ抜いたが、延長8回に2死三塁から左中間へサヨナラ打を浴びて3―4で敗れた。この日は捕手の我妻悠香(24)=ビックカメラ高崎=と「世界選手権で打たれた所は絶対に打たれないようにしよう」とテーマを持って入った。延長8回タイブレーク。1死満塁の最大のピンチを迎えた。最後は決まっていた内へのライズボールではなく、外への直球で勝負。4番アゲラーを空振り三振、続く5番スポールディングを中飛で切り抜け、「最少失点で切り抜けることを考えた。思いの込もった1球になった」。これには指揮官も「藤田はソフトボールがすごい分かってきた。落ち着いて見ていられる」と信頼を口にした。

 実は、会場入り前に上野と連絡を取り合っていた。「心の支えになってくださった」と感謝した。

 約1年後に迫る、20年東京五輪が本当の勝負。米国から初完封を成し遂げた直後だが、「1年後が勝負なので、また東京五輪までにたくさんの準備をしていきたい」と気を引き締めていた。目標の五輪金メダルへ、藤田はエースの役を全うする。

最終更新:6/26(水) 8:20
スポーツ報知

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