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丸山穂高衆院議員、1か月ぶり現れ国会どよめいた

6/26(水) 6:19配信

スポーツ報知

 北方領土・国後島へビザなし訪問した際、酒に酔い、戦争による領土奪還論や不適切な言動を繰り返した丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区、日本維新の会を除名=が25日、約1か月ぶりに国会に出席し、公の場に姿を現した。衆院本会議では野党5党派による安倍内閣への不信任決議案の採決が行われ、丸山氏は「反対票」を投じた。不信任決議案は与党などの反対多数で否決された。

 内閣不信任決議案の採決が始まると、衆院の本会議場にどよめきが起こった。大島理森議長(72)が「氏名点呼を命じます」と言うと、トップバッターとしていきなり「丸山穂高くん」のアナウンス。議場からは「お~~~」と苦笑交じりの驚きの声が上がった。名前を呼ばれた丸山氏は表情を変えずに足早に進み、一礼した後、反対票を投じた。

 散会後は報道陣の取材に応じ、持論を展開。1か月ぶりに国会に出席した理由について「不信任が出てきたということで、これに対しては投票すべきだと考え、登院しました」と説明した。外交問題に発展した国後島での暴言問題などを受け、与野党8党派から糾弾決議案が提出されていたが、議員辞職については改めて否定。任期満了まで議員を続ける考えを示し、「北方領土を70年以上不法に占拠しているロシアに出すなら分かるが、私自身に出すことは非常に遺憾です。ぶれずに仕事をすることで任期を全うしていきたい」などと述べた。

 また、「体調は万全ではない」とした上で、「非常に重要な採決なので、きちんと投票すべきだ、と。最後まで野党はぶれていた。そんな姿勢では到底賛成できない」と話した。

 5月24日に衆院議院運営委員会理事会が求めた事情聴取を体調不良で欠席。「適応障害で2か月の休養が必要」との診断書を提出していたが、約1か月で現場に復帰した。党関係者は「すでに除名処分を科しており、これ以上の党としての対応は難しい」と吐露。参院選が近いことから、「これ以上、丸山氏の相手をしている暇はない」との声もある。

 ◆丸山穂高議員の問題言動 北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪問した5月11日の夕方、ロシア人家庭を訪問した際にコニャック10杯以上を飲んで泥酔。夜に宿舎に戻った後、元島民の団長に対し「北方領土は戦争で取り返せばいい」などと大声を出した。更に、「ネオンがついている所は飲み屋か」「女性がいるのか」「おっぱいをもみに行きたい」などと12日午前1時ごろまで騒ぎ、禁止された外出を試みて他の参加者ともみ合いになるなどした。

 ◆丸山穂高議員の問題言動からこれまで

 ▼5月11日 国後島の宿舎で丸山氏が酒に酔い、問題言動

 ▼13日 問題言動が訪問団の証言などで発覚

 ▼14日 日本維新の会が党紀委員会を開き、丸山氏の除名を決定。丸山氏はツイッターで辞職を否定

 ▼17日 立憲など野党6党派が丸山氏の辞職勧告決議案を提出

 ▼19日 丸山氏がツイッターで維新幹部を批判

 ▼20日 丸山氏が国会で取材に応じ「絶対に辞めない」と語る

 ▼22日 丸山氏が国後島で「女性のいる店で飲ませろ」などと発言し、禁止された宿舎からの外出を試みていたことが判明

 ▼24日 丸山氏が衆院議院運営委員会による事情聴取を欠席。「適応障害で2か月の休養が必要」との診断書を提出

 ▼30日 衆院議員運営委員会が同行職員への聞き取り結果を報告

 ▼6月5日 与野党8党派が丸山氏の糾弾決議案を共同提出

 ▼6日 衆院本会議で糾弾決議案を可決。丸山氏はツイッターで「任期を全うする」と議員辞職を改めて否定

 ▼25日 丸山氏が約1か月ぶりに国会に登院。本会議に出席

最終更新:6/26(水) 7:00
スポーツ報知

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