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【ラジオNIKKEI賞・東西記者徹底討論】勝負駆けヒシイグアスか得意条件マイネルサーパスか

6/26(水) 21:50配信

東スポWeb

【ラジオNIKKEI賞(日曜=30日、福島芝1800メートル)東西記者徹底討論】夏の福島開幕を告げるGIIIラジオNIKKEI賞は、秋の飛躍を狙う3歳馬の登竜門的なレース。昨年はフィエールマンがここでの2着を足掛かりに菊花賞を勝ち、今春の天皇賞を制した。この注目の一戦を裁くのは「両刀」山口、「馼王」西谷。お互いの◎が無印というノーガードの打ち合いとなった予想バトルの結果は――。

 山口心平(東京スポーツ):上半期のGIシリーズが終わって今週から夏競馬が本格的にスタートだな。

 西谷哲生(大阪スポーツ):競馬記者はある意味、ここからが本番です。夏の出張に備えてしっかり資金を稼がないと。

 山口:とか言って、結局“買わなきゃ良かった”ってなるのがオチじゃないの。

 西谷:あのですね、僕は今ある1万円で遊びに行きたいんじゃないんです。馬券で当てた1万円で遊びに行きたいんですよ。

 山口:ダメ人間じゃねえか。まぁ、そんなキミにいい情報をやるよ。◎はヒシイグアス。鞍上にM・デムーロを配して1週前追い切りはウッド5ハロン65秒台の好時計。勝負駆けの態勢だ。切れよりもスピード持続力が武器だけに福島も合う。

 西谷:それなら前走のスプリングSも、もう少し頑張ってほしかったですけどね。勝ち時計は前日の3歳牝馬のGIIIフラワーCより遅く、レベルは決して高くなかった。そこでの5着は威張れませんよ。

 山口:内容に不満が残るというのは分かるが、2ハロン目から11秒4→11秒8と先行争いが激しく、道中もほぼ息が入らない流れ。大幅な馬体減もあったし、仕方ない面もあるんじゃないかな。ひと息入れて立て直した今回は買いだと思うぞ。

 西谷:僕は今回と同舞台のきんもくせい特別でレコード勝ちを決めたマイネルサーパスで勝負します。前有利の開幕週で大外一気の強い競馬。2着に負かしたのがNHKマイルCの4着馬ダノンチェイサーと内容はかなり濃かったですからね。

 山口:とはいえ、その後は低空飛行が続いている。早熟の可能性もあるんじゃないか。

 西谷:小回りに高い適性を見せている馬ですから、広いコースは本質的に良くないのでしょう。ここ2戦は距離も微妙に長かった印象だし、プリンシパルSが悪天候で1週順延になりローテも厳しかった。得意の条件に戻れば近走を度外視して狙えます。

 山口:相手候補のブレイブメジャーはもともと調教や馬っぷりの良さが目立っていた馬。コースや馬場こそ違えど、初戦の1分39秒1から1分32秒台まで時計を詰めたのだからたいしたもの。血統的に距離延長はカギになるが、一戦ごとに折り合いは良くなっている。

 西谷:ここは先行勢多数でその取捨がポイントになります。厳しいペースでも踏ん張ってくれそうなのはダディーズマインド。皐月賞はゴール前で失速して9着でしたが、前に行った組の中では一番の粘りを見せていました。1ハロン短縮、平坦替わりの今回は粘り込んでいいと思います。

 山口:ギルマは京都、阪神の内回り、小倉、中山…安定した成績を残してきたのはいずれも比較的小さなコース。機動力やセンスがあるし、長くいい脚を使える。休みなく使われてきたので2か月半とはいえリフレッシュの効果も見込める。

 西谷:小回り適性ならヒルノダカールも侮れません。長くいい脚を使えるタイプで、京都外回りから福島に替わるのはプラス。その前走(白百合S=4着)は直線でブレーキを踏むロスがありました。スムーズなら重賞でも。

 山口:ランスオブプラーナ、レッドアネモスの先行力も侮れないが、スローのマイペース逃げがベストのタイプ。それなら先行激化に乗じたアドマイヤスコール=横山典の食い込みをより警戒したい。

 西谷:スプリングSで3着のディキシーナイトは?

 山口:一頓挫あっての休み明け。前走で◎に先着した力は認めつつも、大型馬の久々は割り引きでヒモ候補だな。

 西谷:CBC賞(日曜=30日、中京芝1200メートル)にも少し触れておきましょう。レッドアンシェルは一瞬の切れ味で勝負するイメージでしたが、1200メートルの前走(彦根S)はまったく違う流れで完勝。新味を見せた今なら重賞でもチャンスがあると思います。

 山口:俺はスプリントGI勝ちの実績を素直に評価してセイウンコウセイ。1週前追い切りの動きは抜群だったし、久々でも力を出せる態勢だ。

最終更新:6/26(水) 21:50
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