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《ブラジル》コパ・アメリカ=「無念! 日伯対決観たかった」=日本代表決勝T進出叶わず=“多羅間殿下二世”も応援!

6/26(水) 6:03配信

ニッケイ新聞

 ジャパン・ハウス(JH)は24日、サッカー南米選手権(コパ・アメリカ)日本対エクアドル戦のパブリックビューイング(試合生中継応援会)をサンパウロ市の同館で開催した。試合は引き分けに終わり、日本の決勝トーナメント進出は叶わなかった。在サンパウロ日本国総領事館の楠彰首席領事も応援に駆けつけ、約60人が日本の決勝トーナメント進出を祈り、会場は3戦中で最大の熱気に包まれた。

 試合はエクアドルに1―1で引き分け、日本のグループ敗退が決定。勝てば次はブラジル戦だっただけに、あちこちから惜しむ声があがった。
 駐在員の高橋繁洋さん(39)は「次戦の日伯対決が観たかった。だが今回も楽しい試合だった。日本のコパ・アメリカが終わって寂しい」と試合を振り返った。楠首席領事は「コメントのしようがない。残念」と苦笑いを見せた。
 先発は注目の久保建英選手、3戦連続でキャプテンを務める柴崎岳選手、ウルグアイ戦で2得点を決めた三好康児選手、川島永嗣選手、岡崎慎司選手、中島翔哉選手など主力を集めた布陣。
 両国とも決勝トーナメント進出には勝利が必要で、緊迫した試合展開に。前半15分に中島選手が先制点を奪取。有利な流れを作るも、35分に同点に引き戻され、白熱した。
 後半はエクアドルが主導権を握る場面が多く見られたが、終了間際に久保選手のシュートがネットを割った。JHの会場はこの日一番の歓声に沸き、多くのサポーターが飛び上がり、床を転がるサポーターも。
 直後に審判がオフサイド判定の審査に移り、サポーターは画面を祈りながら見つめたが、結果は「ゴール無効」との判定。会場には深い落胆の声が響いた。
 途中、「友人に誘われて来た。前半戦、日本は良い感じに試合をしている」と語ったのは、皇籍離脱後に渡伯した故・多羅間俊彦氏の息子“多羅間殿下二世”、明治天皇の曾孫にあたるアルフレッド稔彦(なるひこ)さん(二世)。「日本に勝ってほしい」としつつ、勝てば次戦でブラジルと戦うことについては「どちらが勝ったら良いかは言いたくない」と困った表情でコメントを控えた。
 力強い声援を送っていた駐在員の氷沢(ひざわ)昌平さん(48)、平瀬政広さん(45)、吉川(きっかわ)光さん(52)に話を聞くと、「週末に集まるサッカー仲間」とのこと。氷沢さんは「久保選手のゴールが見たい」と期待を寄せ、平瀬さんは「仲間が応援しに試合会場に行っている。自分の魂も一緒に持っていってもらった」と熱のこもった様子。
 前戦ウルグアイ戦もJHに応援に来ていた遠藤ケンジさん(三世)と婚約者の曽根ライスさん(三世)は、日伯対決になっても「ここに来て日本を応援する」と話した。

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 24日、コパ・アメリカの日本対エクアドル戦の応援でJHに来ていた氷沢昌平さん、平瀬政広さん、吉川光さんは、毎週日曜日の午前中にサンパウロ市サンタ・アマーロ区のグラウンドに集まり、サッカーの練習や、地元クラブチームとの試合を行っているそう。駐在員中心の集まりで、クラブ名は「大和」。現在メンバー募集中で「日系人、駐在員に限らず誰でも大歓迎」とのこと。興味のある人は氷沢さん(電話=11・98978・4917)まで。

最終更新:6/26(水) 6:03
ニッケイ新聞

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