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洪水予想時に事前放流 苫田など中国整備局管理の6ダム

6/26(水) 8:20配信

山陽新聞デジタル

 国土交通省中国地方整備局は25日、吉井川水系の苫田ダム(岡山県鏡野町)、芦田川水系の八田原ダム(広島県府中市、世羅町)など管理する6ダムについて、一定規模以上の洪水が予想される場合に事前放流に踏み切ると発表した。水道や農業などに使う利水容量の一部を放流することで、空き容量を確保する。

 気象庁が予測する39時間先までの雨量などに基づき、ダムが満杯になるのを防ぐため、流入量をそのまま放流する「異常洪水時防災操作」が必要になる規模の降雨が予想された場合に行う。西日本豪雨を受けて国交省の有識者検討会が昨年12月、今後の対策などをまとめた提言を踏まえ、利水関係者と調整していた。

 同整備局が管理する11ダムのうち、放流量を調整できるゲート設備があり、協議が調ったダムで運用する。事前放流の際には流域の関係市町村に通知するほか、サイレンなどで周知するという。

 西日本豪雨では、岡山県管理の河本ダム(新見市)など全国8カ所で異常洪水時防災操作を実施。有識者検討会の提言では「直ちに対応すべきこと」として空き容量を確保する事前放流が盛り込まれた。同整備局は「ダム下流の浸水被害の軽減や避難時間の確保につなげたい」としている。

最終更新:6/26(水) 8:20
山陽新聞デジタル

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