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子ども巻き込む事故想定 人形使い、現場再現 警察と消防が合同訓練/兵庫・丹波篠山市

6/26(水) 5:31配信

丹波新聞

 2012年4月に亀岡市、今年5月には大津市など、近年、子どもが巻き込まれる大きな交通事故が多発していることから、兵庫県篠山警察署と同県丹波篠山市消防本部は25日、同警察署北側の市道で、通学途中の小学生の列に車が突っ込み、多人数が負傷したという交通事故を想定した合同訓練を行った。

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 警察、消防から計約25人が参加。実際の回線を使った無線で情報伝達の手順や要領を確認したほか、消防は負傷者の救護にトリアージを用いた訓練を実施し、警察は実況見分を行うなど、両者がそれぞれの役割を確認しながら、連携の大切さを再認識した。

 小学生に見立てた体長約1メートルの人形10体をあちらこちらに横たわらせ、凄惨な交通事故現場を再現。警察は2次被害防止などのために事故現場を速やかに封鎖し、負傷者の救護のほか、被疑者と被害者、目撃者らと共に実況見分を実施。消防は応急救護所となる大きなテントを設営し、負傷状況に応じて治療の優先度を決めるトリアージを行うなど、緊迫感が漂う現場で訓練に励んだ。

 同警察署の松原太一交通課長は、「連携の取れた訓練が行えた。訓練の検証や分析を行い、より効果のあるものにしたい。いざというとき、一人でも多くの命を救えるよう訓練を重ねたい」とし、同消防本部の大内俊也署長は、「初動の大切さに改めて気づけた。シナリオのない実践的な訓練のため、失敗があったかもしれないが、しっかりと振り返り今後に生かしたい」と話していた。

最終更新:6/26(水) 6:49
丹波新聞

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