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住宅街でサギ大量繁殖! 悪臭・健康被害も駆除には“法律の壁”

6/26(水) 12:05配信

FNN.jpプライムオンライン

ヒナの姿も…雑木林に100羽以上

木から木へと移動し、住宅街のそばを飛び回る白い鳥の大群。その正体は大型の野鳥、サギだ。

【画像】サギが養殖魚を食べる瞬間

栃木県大田原市でサギが年々増殖し続け、道には羽が落ち、草はフンによって一面が真っ白に。卵の殻のようなものも見られるなど、問題となっている。
さらに、雑木林では全長2mにもなる羽を広げてサギの集団がバタバタと飛び交い、市によるとその数は100羽を超えるという。

実は今、サギは繁殖の季節。巣の中にはヒナの姿があるように、ますます増加し続けているというのだ。

昨年撮影した雑木林の映像を今年の映像と比較すると、さらに木々を占領していることがわかる。
広大な田んぼと多くの住宅に囲まれている雑木林を真上から見ると、サギの巣が無数にある。

近隣の住民に取材をすると、日常生活への支障が出ていることがわかってきた。

悪臭・不気味な鳴き声・健康被害への懸念

雑木林の周辺にはサギのフンが大量に散乱し、悪臭を放っていた。その横で農作業を行っていたという男性に話を聞いた。

60代男性:
まあ臭いですね一番は。もう、ちょっと1時間も2時間もここにいられない状態で、荒れた状態になってますよね。

臭いに耐えられず農作業を諦めたといい、畑は荒れ地となっていた。さらに近隣住民の生活を脅かしているのが、24時間続く不気味な鳴き声だ。

60代男性:
ヒナの鳴き声なんて、ひっきりなしに鳴いてるわけだよ。この音が一番嫌なの。時々鳴かれるんならいいんだけど、ずーっと鳴いてる。これが一晩中鳴いてる。

朝から晩まで24時間、聞こえてくる鳴き声。特にこの時期は、卵からヒナが孵って鳴き声が増しているという。
さらに、もうひとつ近隣住民の不安がある。

60代男性:
一番気になるのが衛生問題です。人に害があるのか。しかも粉が飛んで来てるからね。

取材中も乾燥したサギのフンや鳥の羽が空から降ってきた。

60代女性:
すごいですよね。羽が落ちてくるからちょっと気持ち悪いので、マスクしないではいられないですね。

近隣住民は、日常生活の中で常に心配しているというのだ。サギに詳しい専門家に人体への影響について聞いた。

筑波大学生命環境系・徳永幸彦准教授:
(雑木林には)大量のフンがありますので、それが乾いて舞い上がる。それで咳き込むのはあると思います。

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最終更新:6/26(水) 12:05
FNN.jpプライムオンライン

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