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【ブラジル】中国のブラジル大豆輸入31%減 ア豚コレラ影響

6/26(水) 9:54配信

サンパウロ新聞

 中国によるブラジル産大豆の輸入が大幅に落ち込んだ。中国の税関当局が公表したデータに基づいて伝えた25日付伯メディアによると、中国にとって主要な大豆供給国であるブラジルからの輸入量は2019年5月、前年同月に対して31%縮小した。
 報道によると、中国の輸入業者らは中国内での豚の飼育数を激しく減少させている家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」が流行する中で、家畜飼料の主な原材料である大豆の購入を抑えている。中国政府当局の数字によれば、18年5月にはブラジルから912万4000トンの大豆を輸入したが、19年5月にブラジルから輸入した量は630万トンにとどまった。また、19年5月に中国が外国から輸入した大豆の総量は18年同月比24%減の736万トンにとどまった。
 中国によるブラジルからの大豆購入量減少の背景には、家畜伝染病発生の影響だけでなく、米国との間で続いている貿易紛争が終結するかもしれないという一つの希望的観測もあった。米国から購入できるようになるかもしれないという希望が、南米からの輸入を踏み止まらせた。しかし5月の初め、米中間の貿易の緊張は再び高まった。
 中国北部の飼料生産業者のマネジャーは「5月の積荷は主に、米国産の穀物が中国に来るかもしれないと市場が期待した3月と4月に予定が組まれたものだ。したがって、加工業者らは在庫を作らなかった」「大豆加工業者らもまた、主にアフリカ豚コレラの影響でそれほど多くの購入を予定しなかった」としている。

サンパウロ新聞

最終更新:6/26(水) 9:54
サンパウロ新聞

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