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大谷翔平は野手に専念すべき―MLB公式が大特集「メジャー最高の打者の一人」

6/26(水) 18:32配信

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オースマス監督は「二刀流でいてほしい」も…「二刀流選手にはメリットとデメリット」

 昨年10月の右肘靭帯再建手術の影響で、今季は打者専念でプレーしているエンゼルスの大谷翔平投手について、MLB公式サイトが特集を掲載した。ブラッド・オースマス監督の「二刀流がいい」というコメントを紹介しつつ、投手の道を捨てる打者“一刀流”を推薦する異例の特集となっている。

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 MLB公式サイトは「ショウヘイ・オオタニは二刀流選手を継続すべきなのか? 故障のリスク、打席数減少から、投手を捨てる意見も」というタイトルの記事で“問題提起”。エンゼルスは2020年から「投手・大谷」を復帰させるという方針を明らかにし、キャッチボールの距離も徐々に伸びるなど順調な回復を進めているが、特集では「計り知れない打者としての才能と故障歴で、この方針がどこかの時点でフルタイムの打者に専念させるように変わるかもしれないと、悩むのも当然だ」と分析している。

 昨季は打率.285、22本塁打に加え、投手としても序盤戦で4勝を挙げるなどの活躍で新人王に輝いた。今季は右肘のリハビリでオープン戦は出場できず、マイナーなどの調整をせずに5月7日(同8日)にメジャー復帰を果たしたが、持ち前の長打力でインパクトを与えている。

 そんな中、オースマス監督は「私はむしろ彼には二刀流でいてほしい。6日毎ぐらいのペースでマウンドで投手として起用したい」と語り、二刀流継続を改めて明言したと同サイトはレポート。記事でも「フルタイムの野手としての価値に対し、約週1日の投手と週3、4日のDHの二刀流選手としての価値にはメリットとデメリットがある」と分析。プロ入り直後、日本ハムでは強肩の外野手としても輝きを放った「野手・大谷」と「二刀流・大谷」の価値を比較している。

「エンゼルスには打者として、投手としてもオオタニを失う余力は存在しない」

「投手・大谷」の実力については「オオタニは球団最高のピッチャーだ」と改めて絶賛。51回2/3を投げ、防御率3.31、63奪三振、22四球という昨季のデータも紹介し、マイナーでジャレッド・ウォルシュ、ケイレブ・コワート、ウィリアム・イングリッシュという二刀流選手を育成する「球団内のトレンドとなっている」と、その存在価値を改めて評価している。一方で、獲得時に二刀流続行を確約していた経緯を紹介し、「アイドルに二刀流をやめさせることは(トレンドに)断絶のようなものを生み出してしまう」とも分析した。

「投手・大谷」は昨季、日曜日に先発マウンドに上がるルーティンで起用されたが、故障がなければ、「年間26試合先発」とMLB公式サイトは予想。一般的なメジャー先発投手は「30から34試合先発」で、「そこまで離れた数字ではない」と指摘している。そして、「投手・大谷」の復活で先発ローテーションを拡大するメリットは存在するという。

「実質的に6人目の先発投手としてオオタニを擁することはエンゼルスローテにより多くの柔軟性をもたらすことになる。球団はグリフィン・キャニングやホセ・スアレスのような若い先発投手の起用に慎重になる手助けにもなる」

 2020年以降に本格的なプレーオフ進出を狙うエンゼルスで「投手・大谷」の存在は大きい。それだけに「プレーオフシリーズで先発として頼りにすることができる。10月は試合のない日が増えるため、レギュラーシーズンではできないが、毎日打者か投手で起用できるかもしれない」と分析している。

 一方、打者専念のメリットも見逃せないという。第一はトミー・ジョン手術などで長期離脱するリスクが軽減すること。「エンゼルスには打者として、投手としてもオオタニを失う余力は存在しない」と特集では指摘。第二は、強肩・快足の「外野手・大谷」で、レジェンドの守備的負担を減らす効果をもたらすこと。2021年まで契約を残すアルバート・プホルス内野手をDHで起用した上、大谷も同時先発させることができる長所もあると分析している。

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最終更新:6/26(水) 18:59
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