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イラン、核合意順守の義務「もはやない」 安保理会合で強硬姿勢

6/27(木) 1:26配信

ロイター

[国連 26日 ロイター] - 国連安全保障理事会は26日、イランの核開発に関する会合を開いた。欧州各国は、2015年の核合意以外に平和的で信頼ある枠組みはないと主張。これに対しイランは、核合意を順守する義務はもはやないと強調した。

イランのラバンチ国連大使は「米国の核合意離脱と制裁再開により合意は完全に無効になった」と指摘。「イラン一国だけが核合意を維持する全ての義務を負うことはできないし、するつもりもない」と述べた。

欧州連合(EU)のバレデアルメイダ国連大使は、現行の核合意が目標に向けて機能しているとし、「これに代わる平和的で信頼ある代替案はない」と訴えた。

米国のコーエン国連大使代行は、イランの行動を「著しく逆効果をもたらす」と非難。安保理では挑戦的態度を示し、世界の平和と安定を脅かす向こう見ずな行為も見せているとし、こうした行動は「イランによる核兵器入手への道を完全に閉ざしていない核合意の名の下に軽視されてはいけない」と述べた。

一方、国連のディカルロ政治担当事務次長は、米国によるイラン産原油の全面禁輸措置について、2015年の核合意実施の妨げになりかねないとの考えを示した。

またイランが5月、核合意に基づく義務の一部履行を停止し、高レベルのウラン濃縮再開を示唆したことは「核合意の維持につながらない恐れがある」と懸念を示した。

*内容を追加しました。

最終更新:6/27(木) 5:18
ロイター

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