ここから本文です

新天地で化けるのは?日ハム&巨人「2対2トレード」の損得

6/27(木) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人・吉川光夫投手(31)、宇佐見真吾捕手(26)と日本ハム・藤岡貴裕投手(29)、鍵谷陽平投手(28)の2対2のトレードが26日、両球団から発表された。

 中継ぎ陣の強化が課題だった巨人が左右の救援投手を獲得。捕手、投手の選手層の厚みを求めた日本ハムとの思惑が一致した格好だ。

 巨人の原監督はこの日、「両軍にとっていい形になれば。中継ぎの補強? そうですね。戦いは始まっている。実力至上主義。水を得た魚のごとく暴れて欲しい」と言った。このトレード、実際はどっちが得をするのか。

 巨人に加入する鍵谷は右の速球派。今季18試合に登板し0勝0敗、防御率は5.94ながら、二軍では8試合で防御率0.00と安定していた。阿部、亀井、沢村と先輩が在籍する中大出身。沢村の2学年後輩にあたる。

 2011年ドラフトで3球団競合の末にロッテ入りした藤岡は、18年にトレードで日本ハムへ移籍。今季2試合で計3回を投げ、5失点だった。

 一方、日本ハムへ移籍する吉川光は、入団から10年間所属した古巣に3年ぶりに復帰することになる。中継ぎに転向した今季は原監督に「勝利の方程式」の一角に指名されたが、9試合に登板して1敗、防御率9.95だった。

 大化けしそうなのは宇佐見である。原監督は「求められていく。大きなチャンス」と言ったが、確かに大きなチャンスだ。

「今月5日、二軍戦の日本ハム戦で宇佐見がサヨナラホームランを打って、関係者の目に留まったともっぱらです。今季の日本ハムの捕手は若手の清水、石川亮、ベテラン鶴岡らが併用されているが、誰も正捕手になりきれず、栗山監督の頭痛の種だった。現在の一軍3人は全員右打者で、左打者の宇佐見は重宝されそう。というより、プロ2年目の17年には一軍初ホームランがサヨナラ本塁打になるなど計4本塁打で、打撃力に定評がある宇佐見は、正捕手候補に躍り出ます。巨人では炭谷のFA補強や同じく打撃力が買われている大城の台頭で出番が少なかったが、日本ハムにトレードされて今や主力に成長した大田のように、新天地でブレークする可能性を秘めています」(球界関係者)

 現時点では日本ハムの栗山監督の方が喜んでいるかもしれない。

最終更新:6/27(木) 13:45
日刊ゲンダイDIGITAL

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事