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【ブラジル】サンパウロ大都市圏の失業率「安定」

6/27(木) 10:23配信

サンパウロ新聞

 サンパウロ市を中心とする39市で構成され、約2150万人(2018年、ブラジル地理統計院推計)の人口を抱えるブラジル最大の大都市圏であるサンパウロ大都市圏内の失業率は、19年4月から5月にかけてほぼ横ばいだった。
 州データ分析機構(Seade)と労組横断社会経済調査・統計所(Dieese)が毎月実施する「雇用・失業調査」によると、サンパウロ大都市圏内の今年4月の失業率は16.7%、そして5月は16.8%だった。25日付伯メディアによると両機関はこの結果について「実質的に安定」していると捉えている。なお、同調査がまとめた18年5月の失業率は17.4%と、今年5月よりも0.6ポイント高かった。
 同調査の推計によると、今年5月時点におけるサンパウロ大都市圏内の失業者数は前の月よりも4万9000人多い192万1000人だった。今年5月には22万3000人が同地域内の労働市場に新たに参入したが、同地域内で創出された雇用機会は17万4000人分しかなかった。
 同調査がまとめたサンパウロ市内の今年5月の失業率は15.9%。前の月の16.4%から0.5ポイント改善がみられた。また、サンパウロ大都市圏内の南東部(自動車産業などが集積するABCパウリスタ地域を含む)の失業率は4月の14.4%から14.6%へ0.2ポイント上昇、同東部(グアルーリョス市やモジ・ダス・クルーゼス市などを含む)の失業率は4月の19.9%から20.6%へ0.7ポイント悪化した。
 サンパウロ大都市圏内の19年5月時点の就労者数は951万3000人と推計されている。4月から5月にかけての就労者数の増減を産業別に見ると、サービス業は12万4000人(2.2%)純増、建設業は2万9000人(5.3%)純増、自動車修理業を含む商業は2万2000人(1.3%)純増、そして製造業は1万2000人(0.9%)純減した。

サンパウロ新聞

最終更新:6/27(木) 10:23
サンパウロ新聞

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