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住民税非課税世帯の学生は大学の入学金・授業料が無料って本当?

6/27(木) 18:20配信

ファイナンシャルフィールド

政府は、意欲ある子供達の進学を支援するため、(1)授業料・入学金の減免、(2)返還する必要のない給付型奨学金の拡充、を計り両者ともに利用できる措置が2020年4月より実施されることになっています。

これにより、経済的困難をかかえる家庭の子供でも、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校などへの進学がしやすくなることが期待されます。この制度の利用は、どのような基準があり、どのくらいの支援を受けられるのでしょうか。利用方法を解説します。

支援対象は「住民税非課税世帯」及び「それに準ずる世帯」の学生

国の制度ですので、より必要性の高い学生を対象にする目的から、経済的困難の度合いが高い家庭の子供が優先ということになります。そのため、残念ながらすべての学生が対象になるわけではありません。

しかし、これまで経済的な理由で進学をあきらめかけていた子供や、あきらめてもらわざるを得ないと考えていた保護者にとっては、本制度で進学という道が開けることをぜひ知っていただきたいと思います。

2020年4月から新たに進学する学生はもちろん、現在すでに大学等に入学している在学生も対象となります。ただし、大学等の要件は、国または自治体による要件確認を受けた大学等が対象となり、経営に課題のある法人の設置する大学等は対象外となります。

減免する授業料等の財源は、消費税率引き上げ分も活用される予定ですので、この制度の恩恵にあずかれれば、消費増税で生活費は上昇するものの、学費負担の軽減は家計に与えるインパクトは大きいでしょう。

実際にはいくら減免されるのか?

減免される授業料等の上限額は、学校の種類と国公立か私立かで金額が異なり、給付される奨学金は、自宅通学か否かで金額が変わります。目安は以下の通りです。

出所:文部科学省「高等教育の無償化について」より筆者作成

両者を併せて利用すれば、進学にかかわる費用のすべてではないかもしれませんが、学費のかなりの部分をカバーできるのではないかと思われます。

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最終更新:6/27(木) 18:20
ファイナンシャルフィールド

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