ここから本文です

【壁を乗り越えて】「怠けている」と誤解も 原因不明の病を抱える女性が「ミス・ユニバース」に挑む理由

6/27(木) 14:00配信

中京テレビNEWS

中京テレビNEWS

 極度の疲労感と、全身に激しい痛みが走る。そんな原因不明の病と闘い続ける女性がいます。

 立っているのもやっと、そんな彼女が挑戦したのは「ミス・ユニバース」。“ただ怠けているだけ”という誤解や偏見も多く、周囲から理解されにくい病と闘いながら、自らの思いを発信し続ける、その理由とは。

美の栄冠競う大会 挑む女性が抱える病

 2017年の冬、21人の女性が「ミス・ユニバース・ジャパン」岐阜大会の説明会に集まりました。約1か月にわたり、「ビューティーキャンプ」というレッスンに臨みます。

 その中に、リクライニング式の車いすに横たわる女性の姿がありました。塚本明里さんです。

 地元である岐阜を中心に、タレントやモデル活動をしている明里さんは、原因不明の3つの病を抱えています。生活するのに、リクライニング式の車いすは欠かせません。

 明里さんが抱える病の一つが「線維筋痛症」。全身に激しい痛みが走り、極度の疲労感を伴います。その痛みを和らげるため、週に2~3回、全身40か所に麻酔注射を打つ生活を続けています。

「注射を打つ時の痛みより、自分の体の痛みの方が強いので大丈夫です。痛いけど。でもこれがあるから生活できるし」

「体を脱ぎたい」 理解されぬ病との闘い

 明里さんが、原因不明の病に襲われたのは、高校2年生の時でした。その頃から、目に見えない痛みやだるさを毎日、日記に残しています。

「本当にしんどい!苦しい!体を脱ぎたい!」(明里さんの日記より)

 3つの病気と闘う明里さん。“ただ怠けているだけ”という誤解や偏見も多く、周囲から理解されにくいのが現状です。起きて自分の頭を支えていられるのは、長くて30分。孤独な戦いを、もう10年以上も続けています。

「もどかしいけど、私の体はそういうふうにしかできないから、仕方ない」

 明里さんを支え続ける、母の弥生さんが、こんなエピソードを話してくれました。

「痛くて寝れなくて、痛みを我慢するために、寝ながら無意識のうちに舌を噛んで、痛みをまぎらわせていたようで。朝起きてきたら、血がたらっと出ていて、そうやっていないと、痛みがこらえられなかったみたい。」(明里さんの母・弥生さん)

1/3ページ

最終更新:6/27(木) 14:21
中京テレビNEWS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ

あわせて読みたい