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G20直前、香港で国際社会の介入求めデモ-数千人が参加

6/27(木) 9:03配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 日本での20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を直前に控え、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への反対運動が続く香港で26日、中国と香港の政府に圧力をかけるよう国際社会に求めるデモ活動が行われ、数千人が参加した。

香港メディアによれば、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は審議が止まった改正案について完全撤回を拒否している。同日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、同長官は財界首脳らとの会合で改正案撤回を求める圧力には屈しないと述べたと伝えた。28、29両日開催の大阪サミット参加時に、中国の習近平国家主席とトランプ米大統領は会談する予定。

香港時間午後9時半(日本時間同10時半)ごろ、26日のデモ活動「G20フリー香港」を組織した民間人権陣線(シビル・ヒューマン・ライツ・フロント=CHRF)の代表らがデモ参加者に日本などG20参加国の一部言語でスローガンを叫ぶよう呼び掛けると、「香港を解放せよ、今こそ民主主義を。悪法を撤回せよ」との訴えが繰り返された。CHRFはデモ参加者数の推計を示していない。

デモ参加者は午前中から「トランプ大統領、香港を解放してください」と書かれたプラカードを掲げ、香港にあるG20参加国の領事館に改正案反対で国際社会に介入を促す請願書を届けた。この日のデモは選挙改革や改正案の完全撤回、林鄭行政長官辞任に加え、今月先に行われた抗議行動で拘束された市民の解放を要求していた。

RTHKによると、数百人のデモ参加者が湾仔区の警察本部を数時間にわたり取り囲んでいたが、この包囲網は27日早朝に大きな混乱もなく解除された。警察はバリケードの撤去を始め、残っていた抗議参加者も去りつつあり、数十人ほどが現場にとどまっているが、警官の方が圧倒的に多い状況だという。

原題:Thousands of People Rally Ahead of G-20: Hong Kong Update、H.K. Protesters Blocked Police Headquarters for Few Hours: RTHK(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Natalie Lung, Kari Soo Lindberg, David Tweed

最終更新:6/27(木) 9:03
Bloomberg

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