Twitter上でブランド発表直後から始まった「#KimOhNo」(キム、オー、ノー)というハッシュタグは、「Kimono」とカーダシアンさんのキムという名前や落胆の心情を掛けており、ブランド名を変えるよう呼びかけるハッシュタグになっている。
ユーザーが日本の着物や、自分が着物を着た写真を掲載、「これが本物の着物です」というメッセージを送っている。ブランドKimonoをめぐる一連の報道では、このハッシュタグがBBCやUSA TODAYにも取り上げられている。
Twitterでの反対を表す投稿では、個人だけでなく、イギリスのビクトリア&アルバート博物館も着物の写真と共に#KimOhNoのハッシュタグで以下のようにツイートしている。
「着物とは16世紀から日本で全ての階層や性別の人々に着られてきた重要なもので、現在も日本文化の象徴といえます。本当の着物についてビクトリア&アルバート博物館のサイトで学んでください。#KimOhNo 」
カーダシアンさんは25日にツイートやインスタグラム投稿で新ブランド発表をした以降、ブランド名への批判に対して反論してこなかった。
今回、カーダシアンさんは日本の伝統文化である着物を、着物とは全く関係のない下着のブランド名につけ、「文化の盗用」との批判を浴びた。
「文化の盗用」とは、本人の出身や所属とは違う国・地域の文化や伝統を、自己流に利用したり、盗用したりすることを意味する。
特に影響力の強い人物やブランドなどが、主にファッションなどの分野で、その伝統の元来の意味合いを無視したり、他の伝統文化と混合したりして商業目的に利用することで頻繁に批判を浴びている。
一方で、文化の盗用という概念は白黒はっきりと判断できるものではなく、複雑な問題でもある。
カーダシアンさんの件では、着物という名前を使っているが、主に米国で「文化の盗用」だと批判を受けるのは、著名人のファッションだ。
写真左側はモデルのカーリー・クロスさん。有名下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」が2012年に開いたショーでファッションが文化の盗用だと批判された。
クロスさんは、アメリカの先住民族であるネイティブアメリカンの伝統的な被り物を模したものを頭に着け、ネイティブアメリカンの伝統工芸品であるターコイズのアクセサリーを全身に身につけた。
ヒョウ柄の下着にそのようなネイティブアメリカンの伝統装飾品を身につけランウェイを歩いたことで、結果、ビクトリアズ・シークレットとクロスさんは、ネイティブアメリカンや世間から強い批判を浴びた。
2018年8月には、歌手のマドンナさんがニューヨークで開かれたイベントに、北アフリカの少数民族の伝統衣装を身につけて登場したことなどで、批判を浴びていた。
最終更新:2019/6/28(金) 16:57
BuzzFeed Japan

























読み込み中…