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「生まれてくる子供は親を選べない」養子縁組・里親で家族になる親子の幸せ

6/30(日) 20:45配信

LIMO

日本には約4万5千人のこどもが親子では暮らせない寂しい生活をしているといいます。そこにはさまざまな理由が存在しておりますがその中の8割のこどもが施設で暮らしております。ところが欧米は家庭で暮らすこどもが約8割で2割のこども施設で暮らしています。国は2016年にこうした児童福祉法の現状を変えていこうと改正を行いました。

■戸籍は「養子」ではなく「長男」「長女」と記載されます

精神的にも肉体的にも追い込まれた母親に対し、相談できたりサポート体制が整っている事を知らせたりすることで、赤ちゃん縁組という方法もあることを知って貰えれば、もっと救えた命があったかもしれないとの思う思いから、生みの親から育ての親への橋渡しをするのが家庭養育優先原則なわけです。

「里親」とは家庭で生活できなくなった子供を預かり、温かい愛情と家庭的な雰囲気の中で養育してくれるやり方です。新設された「特別養子縁組」とはこどもと生みの親との法律的関係は終了して、戸籍欄は「長男、長女」といった記載のされ方をします。これまでは「養子」と記載されていた関係でしたから、これからは養親からのこどもに対する離縁はできないということになります。

■子どもたちへの支援のあり方を考える

欧米では家庭で暮らすこどもが8割ですから日本のような集団型施設養護を少しでも改善したいとの思いから「特別養子縁組」をするにあたり民法制度では6歳未満の子どもが対象でしたが15歳未満の子どもに引き上げる検討を進めています。

2017年の社会的養育ビジョンでは、特別養子縁組をこれから5年以内に年間1,000件以上に増やす目標を掲げております。この数字は現在の約2倍の数になりますので非常に注目されています。

そんな中で注目されるのが愛知県でしている方法です。これまでの多くの場合では赤ちゃんはまず乳児院に入所し、その後から「育ての親」へと引き取られていくのですが、「愛知方式」の場合は子どもを乳児院で育てた後からではなく、時間をあまりかけないで短い間に「育ての親」へと託され新しい家族が誕生するというやり方です。

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最終更新:6/30(日) 20:45
LIMO

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