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車椅子チャレンジユニット・BEYOND GIRLSとミス・グランド・ジャパン2019ファイナリストが交流茶話会開催 「ミスコンに出るような方々とは分かり合えない、というのは勝手な偏見だった」

7/1(月) 18:23配信

デビュー

ミス・グランド・インターナショナル(MGI)出場の日本代表選出大会であるミス・グランド・ジャパン(MGJ)のファイナリストが6月22日、MGJがその活動を応援している車いすチャレンジユニット「BEYOND GIRLS」の小澤綾子さんと中嶋涼子さんの二人と交流茶話会を開催。「車椅子と社会(会社)」というテーマについて議論を交わした。

【写真】MGJ2019ファイナリストとBEYOND GIRLSの茶話会の模様。

 「BEYOND GIRLS」は、小澤綾子、中嶋涼子、梅津絵里からなる車イスチャレンジユニット。障害にとらわれず「ちがい」を認め合い、一人一人が人生を楽しめる社会を作りたいという想いから、2017年11月に結成された。その志に賛同したミス・グランド・ジャパンのファイナリストたちは、彼女たちとの茶話会を実施。お互いに大きな刺激を受けたようだ。

■BEYOND GIRLSのコメント

●小澤綾子さん
「見た目麗しく完璧に見えるミスの皆さん達を少し遠い存在に感じていましたが、お話しさせていただく中で、私たちと同じように悩んだり目標に向かってるんだと親近感が湧き、終わる頃には写真を撮りあったり和気あいあいと過ごすことができ嬉しかったです」

●中嶋涼子さん
「正直ミスコンに出るような方々は、容姿端麗で全てが完璧で、悩みなどなく住む世界が違う遠い存在に感じ、分かり合えないだろうと思っていた自分がバカでした。トークセッションを通し、お話ししていくうちに、家族に障害があり悩んでいたり、自分に自信が持てず悩んでいたり、普段は会社員をしながらミスコンの為に頑張っていたり、地方に住みながら遠征して都内にかよってレッスンを受けたり、みなさんが人間らしい生き方をしながら頑張ってミスコンに挑戦している事がわかり、私の勝手な偏見は崩れ去りました。普通の女子と変わらない内面を持っている方々ばかりで、障害者と同じように勝手なイメージで壁を作っていたのは自分だったと反省しました。同時に、悩みながらも高い志を目指す方々とお話できて、今以上に前向きになれました。最後には携帯で写真を撮り合ったり、映画タイタニックについて語ったり、どうやったら痩せるか、などなど、普通の女子会のような会話ができる距離になっている事に感動しました。今は、そんな彼女達を心から応援したいと思えるようになりました」

■MGJ2019ファイナリストのコメント

●澤田絵玲奈

「私自身、介護福祉士として施設に勤務しまた、母が脳梗塞で倒れ、毎日車椅子に触れる日々を過ごしています。『車椅子生活になったからなにもできない。』そんなことは決してありません。車椅子に触れる、乗ることで見える視野が広がる。通れる人生の道が広がる。普段から関わっている私はそう思います。諦めないこと。時間は限られているから。今を全力で、楽しく生きて行く姿は勇気や希望を与えることが出来る存在になれる。私も介護福祉士として、MISS GRAND JAPAN代表として、Beyond Girls 様と共に、均一化された『障がい者/車イス』のイメージを覆し『ちがい』を楽しむ方法を発信していきます」

●藤田雅馨

「車椅子生活と聞くとハンディキャップがあり、日常生活でさえもとにかく大変で、どことなく一歩引いている自分がいました。しかし、今回の茶話会を通して、車椅子生活であったとしても何ら私達と変わりない、むしろ私達よりも真剣に社会について考え取り組んでいると感じました。車椅子であっても、夢に向かって突き進むBEYOND GIRLSの皆さんは、とっても輝いて見えました。『ちがい』は誰にでもあります。車椅子という見た目の『ちがい』は大きいかもしれません。しかし、その『ちがい』こそが“個性”ではないでしょうか。『ちがい』を認め合い、手を取り合う、そんな日が来ることを願って、今私に出来ること“発信すること”を行っていきます。BEYOND GIRLSの皆さん、貴重なお話しを伺うことができ、ありがとうございます!この機会を無駄にせず、行動していきます!」

●吉田綾菜

「BEYONDとは、英語で『超える』『向こう側』という意味です。『障がい者だから』と電車に乗るのが困難になったり、『車いすだから』と何かを諦めなければならなくなってしまう。日本はまだまだそのような環境であるのが現状です。『急いでいるから』『自分だって大変だから』と考えるのではなく、『お手伝いしましょうか』の一言が車いすの方々の心を癒す事に繋がるのだと思います。『障害は個性の一つ』不必要な気遣いや特別な対応は健常者と障害者により大きな壁ができてしまうのではないでしょうか。『健常者だから』『障がい者だから』ではなく、目の前の困っている人に暖かな手を差し伸べることが平和な社会を築く上で大切なことだと思います。これまで関心が無かったわけではありませんが、実際声をかけるなどの行動に移す事はあまりありませんでした。今回、お二人のお話を聞き、自身の考えや行動を振り返る機会となりました」

■BEYOND GIRLSプロフィール

●中嶋涼子(なかじま・りょうこ)
東京都大田区生まれ。9歳の時に原因不明で下半身不随になり車イスでの生活へ。突然の障がい受傷により希望を見出せずにいた時に、映画『タイタニック』に心を動かされる。以来、映画を通して世界中の文化や価値観に触れる中で、自分でも映画を作って人々の心を動かせるようになりたいと夢を抱き、単身渡米。南カリフォルニア大学映画学部を卒業後は日本へ帰国し、映像エディターとして働く。現在はフリーランサーとして、様々な分野で日本(人)をバリアフリー化するための活動に取り組む。

●小澤綾子(おざわ・あやこ)
千葉県君津市生まれ。20歳のときに進行性の難病「筋ジストロフィー」と診断される。10年後には車イス、その先は寝たきりと医師から告げられ、人生のどん底に落ちる。しかし、元気でいられる時間が限られているなら、今を全力で楽しく生きていこうと決め、「筋ジスと闘い歌う」ことを掲げて活動。イベント・学校・病院・老人ホームなどで講演やライブを行い、病気・障がいの認知活動を行っている。普段は日本IBM次世代育成推進部門に勤務し、ダイバーシティー研修や人材教育などを担当している。

●梅津絵里(うめつ・えり)
秋田県生まれ。結婚を機に東京から福岡に移住。幸せ絶頂の中、難病の「全身性エリテマトーデス(SLE)」と宣告される。 2006年、脳脊髄炎で倒れ、長期入院。一時は植物状態の寝たきりになるが、家族や友人に支えられ、懸命な治療の末に回復。2016年、東京に引っ越す。車イスの友人と出会う機会が増え、悩みを共有できる喜びに感動、同じ様な立場で病気や障がいがあっても『自分らしさ』を大切に生きていけることを目指し、障がいを抱える大人の女性のためのコミュニティ「Handicapped Women オトナ女子」を立ち上げる。2018年2月より「Co-Co Life☆女子部」専属タレントとして活躍中。

最終更新:7/1(月) 18:23
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