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高倉監督を悩ませた国内リーグ戦でのけが人続出

7/2(火) 16:35配信

東スポWeb

【なでしこジャパンの暗闘 2】2012年のU―20女子W杯で3位になった「ヤングなでしこ」世代の伸び悩みを嘆いたなでしこジャパンの高倉麻子監督(51)は、フランス女子W杯を前に新たな問題に直面した。

 それはケガ人の多さだ。昨年4月、右膝前十字靱帯損傷と内側半月板損傷を負ったMF阪口夢穂(31=日テレ)をはじめ、有力選手が次々と故障。直前には国内リーグ戦で期待の若手も負傷し、指揮官は選手選考で悩んだ。なでしこジャパン関係者の一人は「監督は言葉にこそしませんでしたが『クラブは何をやっているの』と言わんばかりで、かなりピリピリしていた」。各クラブの練習方法にまで疑問を持つようになったという。

 悩み抜いて23人のメンバーを選んだが、ケガ人の多さは重くのしかかった。国内リーグで故障者が治ったと思ったら、大会直前の親善試合で新たな負傷者が発生。回復の見込みがないFW植木理子(19=日テレ)はFW宝田沙織(19=C大阪堺)と入れ替えたものの、他の選手は復帰を信じてチームに残した。だが、阪口も治らず、新たに故障したDF宇津木瑠美(30=レイン)は練習も満足にできないまま終戦。紅白戦すらできず、戦術の落とし込みという段階にまで至らなかった。

 そんな選手を連れていった高倉監督への批判は多い。あるクラブの首脳は「ハッキリ言って人選ミス。もっと動ける選手はいたし、ケガ人を連れていった時点で選手交代の幅は狭まった。世界最高峰の戦いの場のW杯を、東京五輪の叩き台とした監督の責任は重い」と厳しく言い放った。

 選手選考は監督の専権事項とはいえ、今回は最初から「?」が多かった。その“渦中”にいたあのストライカーも、複雑な胸中を明かしていた。

最終更新:7/2(火) 16:35
東スポWeb

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