ここから本文です

路線価発表 富山南北接続に期待 高岡は…/富山

7/2(火) 10:19配信

チューリップテレビ

 相続税や贈与税の算定基準となる路線価が発表されました。
 県全体としては、下落傾向が続くものの富山市だけは上昇地点が集中し、「ひとり勝ち」の状況です。

 一方、高岡市では時代の変わり目を予感させる変化がおきています。
 道路に面する1平方メートルあたりの土地の価格を算定した路線価。
 金沢国税局は、県内4442地点で調査し、今年1月1日時点の評価額を発表しました。

 「県内の路線価で最も高い地点は28年連続で駅前広場通りとなり、5年連続で上昇しています」(記者)

 県内最高額は、今年も富山市桜町一丁目の駅前広場通り。
 1平方メートルあたり49万円で、去年より1万円、率にして2.1パーセント上昇しました。
 富山駅周辺は、新幹線開業効果のピークは過ぎましたが、ホテルの開業が相次いでいて、依然、需要が高まっています。

 「飲食店の需要ですとか、コインパーキング、マンションの需要も結構見られるということで上昇が継続している。富山の資本だけではなくて、東京等の都会の資本も結構需要がみられるということで上昇の要因ということになります」(県不動産鑑定士協会・宮川裕司会長)

 「上昇傾向が続く富山駅周辺でも特に伸び率が高いのが、こちらの富山駅北側のエリアです。牛島町線は前の年より6.5パーセント上昇しています」(記者)

 富山駅は、今年4月に南口と北口を結ぶ歩行者用の仮通路が設けられ、来年3月には、路面電車の南北接続が完了する予定です。
 その期待感から駅北エリアでは軒並み上昇。
 さらに今後も上昇傾向が続くとみられます。

 「新幹線の改札から降りて駅前というような雰囲気になりました」
 「価格が安かったということもありまして、割安感が高まっているということで北口は上昇がちょっと強いのかと思います」(県不動産鑑定士協会・宮川裕司会長)

 「一方、高岡では高岡駅前が今年も一番高くなりました。しかしながら27年連続下がっています」(記者)

 高岡税務署管内で路線価が最も高かったのは、高岡駅周辺の末広町通りで、1平方メートルあたり8万2000円で前の年より3.5パーセント下落し、下がり続けています。
 一方、対照的なのがイオン高岡などがある新高岡駅近くの京田地区南部105号線は1平方メートルあたり8万1000円で下落傾向が続く高岡市内で3年連続で「横ばい」を維持。
 今年8月の大和高岡店の閉店の影響などで最高地点が早ければ来年にも末広町から新高岡駅周辺に移るのではないかと見られています。

 「高岡の商業の中心がイオン高岡ショッピングセンターに移行しているということもありまして」
 「現状では末広町が上ですが逆転する可能性があると見ています」(県不動産鑑定士協会・宮川裕司会長)

 そのほか砺波税務署管内の最高地点は砺波市三島町で「横ばい」、去年下げ止まったと見られた魚津市釈迦堂1丁目は、「下落」に転じていて、今後も「富山ひとり勝ち」の傾向は続くと予想されています。

チューリップテレビ

最終更新:7/2(火) 10:19
チューリップテレビ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事