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火山活動「高まった状態」 噴火予知連、箱根山で見解

7/3(水) 5:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 国の火山噴火予知連絡会は2日、定例会合を開き、箱根山(箱根町)の状況について「火山活動は高まった状態で、大涌谷の火口域に影響を及ぼす噴火の可能性がある」との見解をまとめた。5月19日の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げから約1カ月半となったが、気象庁は引き続き警戒を呼び掛けている。

 噴火予知連は、箱根山で同月18日から19日にかけて急増した火山性地震について、「回数は減少したが、4月以前の少ない状態には戻っていない」と現状を分析。3月中旬ごろから観測されるようになった山体膨張の地殻変動は一部で鈍化傾向が見られるものの、観測史上初の噴火が起きた2015年以降、「大涌谷の噴気や熱活動は高い状態が維持されている」と指摘した。

 この日の定例会合では、石原和弘・京大名誉教授が噴火予知連の会長を退き、清水洋・九州大大学院理学研究院教授が新会長に選ばれた。清水会長は終了後の記者会見で、箱根山について「(地殻変動を中心に)今後の変化を注意深く見ていく必要がある」と述べた。

神奈川新聞社

最終更新:7/3(水) 5:00
カナロコ by 神奈川新聞

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