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「7pay」不正利用、背景に運用会社のシステム部門の問題が?

7/4(木) 22:55配信

AbemaTIMES

 1日にスタートしたキャッシュレスサービス「7pay(セブンペイ)」が不正利用された問題に関し、運営会社セブン・ペイの小林強社長らが開いた緊急会見が話題となっている。

 発端はサービス開始翌日の2日のことだった。利用者から「身に覚えのない取引きがあったようだ」との問い合わせを受け、同社が社内調査を実施した結果、不正利用を確認。ウェブサイトで注意喚起を行うとともにクレジットカードとデビットカードのチャージを停止していた。そして会見で明らかになったのは、被害者数がおよそ900人、被害額の合計5500万円(午前6時時点)に上るというもので、同社では補償を行うとともに新規登録とチャージ機能を一時停止することも併せて発表した。

 電子マネー「nanaco」を押し出していたセブンイレブンが、なぜ今になってコード決済の7Payに参入したのだろうか。エコノミストの崔真淑氏は、世界的にキャッシュレスの波が押し寄せる中、ここままでは国外の企業やコード決済大手のPayPayやLINE Payなどに顧客データを取られてしまうとの焦りから、多くの国内企業が参入を目指していたことが背景にあると指摘する。

 また、今日の記者会見では、今回の不正アクセスの原因はまだ明らかになっていないことが明らかになっているほか、記者に「二段階認証」について質問された小林社長がその意味を理解できていない様子を見せたことも話題になっている。これらの点について、システムエンジニアの浜辺将太さんは、SMS認証などの「二段階認証」が実装されていなかったことも含め、UIチームとセキュリティーチームの連携がうまくいっていなかったのではないか、との見方を示す。

 不正利用をめぐっては、すでに20代の中国籍の男二人が逮捕されている。東洋経済の山田俊浩編集長は、「検証の甘さも含め、システム部門にも根深い問題があったのではないか。そうなると、余波はしばらく続く可能性がある」と話していた。

最終更新:7/4(木) 22:55
AbemaTIMES

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