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岐阜で中3男子生徒死亡、いじめ示唆するメモ 指摘の同級生メモを担任が紛失

7/5(金) 11:52配信

毎日新聞

 岐阜市内のマンション駐車場で3日朝、市立中3年の男子生徒(14)が意識不明で倒れているのが発見され、搬送先の病院で死亡確認された。捜査関係者によると、現場近くの生徒の自宅からはいじめを苦にした自殺を示唆するメモが見つかっており、飛び降り自殺とみられる。一方、生徒の担任教諭は今年6月、この生徒がいじめを受けていると訴えるメモを同級生から渡されていたが、市教育委員会は「担任が紛失した」としている。

 市教委は、いじめ被害と自殺との関連などを調べるため、外部有識者5人による調査委員会を設置した。設置は3日付で、年内をめどに結果をまとめる。

 市教委によると、今年5月末、男子生徒が給食時間中に別の男子生徒から嫌いな野菜を押しつけられていたことが目撃されていた。報告を受けた担任が事情を聴いたが、男子生徒は「いじめではないと思っていたのに、周囲がいじめだと言っていたのに驚いた」と発言したとしている。

 さらに、学校が6月に行った、いじめなどに関する定期的な全校調査でも、この生徒からいじめの訴えはなかったといい、担任にも「大丈夫です」と答えたとしている。

 一方、男子生徒の自殺を受け、学校と市教委は4日夜に保護者説明会を開催した。市教委によると、その席上、男子生徒へのいじめ被害を記したメモが同級生から担任に渡っているのではと保護者が指摘。学校側は担任が紛失したと答えた。【横田伸治、沼田亮、高橋龍介】

最終更新:7/5(金) 12:20
毎日新聞

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