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【愛媛から伝えたい】西日本豪雨を生き延びた奇跡のネコ バロンとルイーゼ でも一緒に暮らせない?

7/5(金) 17:00配信

南海放送

 1年前の西日本豪雨で、愛媛県の水没した家から奇跡的に助かった2匹のネコ、バロンとルイーゼ。上流のダムの緊急放流による大洪水で、5人が死亡した西予市野村町の仮設住宅で生活しています。ところが、思わぬ問題が浮かび上がりました。市が入居をすすめる災害公営住宅は「ペット不可」が原則。「もう離ればなれはイヤ」。2匹を通して、これからの避難や避難生活のあり方を考えると共に、「命の重さ」について、地元メディアの南海放送が伝えます。

◆今、仮設住宅で家族と暮らす“奇跡のネコ”

 去年7月7日、ダムの緊急放流で大洪水に見舞われた西予市野村町で、2階のほぼ屋根まで水に浸かった全壊家屋で奇跡的に生き延びた2匹の兄弟ネコがいます。向かって左が兄のバロン、右が妹のルイーゼ、共に2歳です。その時、一緒に2階に犬のメイ(メスのチワワ・14歳)もいましたが、残念ながら助かりませんでした。
 西予市には104戸の仮設住宅が建設され、そのうち災害で5人が死亡した野村町の仮設住宅では依然、69世帯125人が生活していますが、このうちの一軒でバロンとルイーゼは生活しています。
 飼い主は4人家族の越智昭彦さん(51)一家。兄のバロンは毛が短く、体は大柄ですが、慎重で臆病な性格。一方の妹、ルイーゼは毛が長く、社交的な“美人”です。

 西日本豪雨直後の避難所生活以降、周りに迷惑をかけてはいけないという気持ちから、2匹は妻の裕美さん(43)の実家に預けられていましたが、今年4月から仮設住宅で、やっと2匹を加えた“6人家族”の生活が始まりました。楽都さん(14)と夢望さん(11)兄弟は2匹が大好き。2匹と一緒の生活が始まって、楽都さんは「バロンとルイーゼに癒される」と気分一新。長引く仮設住宅での生活で、少し疎かになっていた勉強にも集中できるようになりました。

 夢望さんは、災害後のバロンの様子がちょっと心配だといいます。もともと臆病な性格でしたが、夢望さんのトイレにまでついてくるバロンをみて、「とても怖い思いをしたのでは?」と気遣います。

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最終更新:7/11(木) 18:39
南海放送

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