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平田オリザ“科学シリーズ”3本立てが開幕、新作で多文化共生の困難と希望描く

7/6(土) 8:36配信

ステージナタリー

「青年団国際演劇交流プロジェクト2019」が、「その森の奥」を皮切りに昨日7月5日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕した。

【写真】リモージュ国立演劇センター付属演劇学校「カガクするココロ」より。(撮影:三浦雨林)(メディアギャラリー他7件)

本企画は、平田オリザ率いる青年団と、韓国・韓国芸術総合学校、フランス・リモージュ国立演劇センター付属演劇学校による国際共同事業。猿を人間に進化させるプロジェクトを研究している某国立大学の研究室を舞台にした平田の“科学シリーズ”より、「カガクするココロ」「北限の猿」、そして新作の「その森の奥」が3本立てで上演される。

平田は開幕に際し「今回は、『カガクするココロ』の初演から30年、その集大成として、日本版、仏語版、日韓仏語版の科学シリーズをお届けします。特に新作『その森の奥』は、多文化共生の困難と希望を同時に描く作品になったのではないかと自負しています」と思いを述べた。

「その森の奥」「カガクするココロ」の上演時間は、ともに約1時間30分を予定しており、「北限の猿」は18日に初日を迎える。「青年団国際演劇交流プロジェクト」は7月28日まで。

■ 平田オリザコメント
「カガクするココロ」「北限の猿」などの科学シリーズは、大学が舞台となっていること、女性の出演者が多いことから、国内外の演劇学校、大学の演劇学部の卒業公演で多く取り上げられてきました。ソウルの劇場街・大学路で飲んでいると、「あなたの作品に出ました」とときどき声をかけられます。今回は、「カガクするココロ」の初演から30年、その集大成として、日本版、仏語版、日韓仏語版の科学シリーズをお届けします。特に新作「その森の奥」は、多文化共生の困難と希望を同時に描く作品になったのではないかと自負しています。

■ 「青年団国際演劇交流プロジェクト2019」
2019年7月5日(金)~28日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

□ 青年団+韓国芸術総合学校+リモージュ国立演劇センター付属演劇学校「その森の奥」
作・演出:平田オリザ
韓国語翻訳:イ・ホンイ
フランス語翻訳:マチュー・カぺル

出演:島田曜蔵、申瑞季、村井まどか、森内美由紀、佐山和泉、森一生 / キム・ヘヨン、ファン・リハン、チョン・テゴン、ソ・ジウ、ナム・ダソム、キム・ソイ / ロマン・ベルトラン、アシール・コンスタンタン、エステル・デルヴィル、ロール・デコン、アントナン・デュフートレル、イザベラ・オレクショフスキー

□ リモージュ国立演劇センター付属演劇学校「カガクするココロ」
作・演出:平田オリザ
フランス語翻訳:マチュー・カぺル

出演:ガブリエル・アレ、クレール・アンジュノ、カンタン・バリフ、マティアス・ボードワン、ロマン・ベルトラン、エレーヌ・セルル、アシール・コンスタンタン、エステル・デルヴィル、ロール・デコン、アントナン・デュフートレル、ニナ・ファビアニ、マリーヌ・ゴドン、イザベラ・オレクショフスキー、ニコラ・ヴェルディエ

□ 青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”「北限の猿」
作・演出:平田オリザ
出演:(Aチーム)渡辺香奈、川隅奈保子、村田牧子、本田けい、中藤奨、藤瀬典子、森一生 / 石渡愛、木村トモアキ、黒澤多生、佐藤岳、名古屋愛、西風生子、山中志歩、和田華子
(Bチーム)村田牧子、緑川史絵、岩井由紀子、中藤奨、西村由花、南波圭、森一生 / 小野亮子、木村トモアキ、黒澤多生、佐藤岳、名古屋愛、西風生子、南風盛もえ、坊薗初菜

最終更新:7/6(土) 8:36
ステージナタリー

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