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確定拠出年金でリスクを減らすコツを学ぼう!

7/6(土) 8:30配信

Sodan[ソダン]

勤務先に確定拠出年金制度(以下、DC)が導入されている方にとって、「どの商品で運用するべきか?」は頭を悩ます問題ですよね。一般的には、さまざまなタイプの商品に分散するのが、リスクを減らす王道と言われています。ファイナンシャルプランナーの平原直樹(所属:ブロードマインド株式会社)が、確定拠出年金で資産形成する場合のリスクを減らす方法について解説します。

■資産形成で大事なポイントは3つ

これはDCに限った話ではありませんが、資産形成をするうえで重要なのは以下の3点と言われています。

1)積立
2)分散
3)長期

この3つの原則を金融庁も非常に重要視しています。例えば、一般NISAに加えて、つみたてNISAが創設された経緯を考えてみてもそのことがわかります。

年間120万円まで非課税枠があり、株の売買でも利用可能な一般NISAは、ある程度まとまった資金がある方が「資産を殖やす(運用する)」ための制度と言えます。

一方、つみたてNISAは、「資産をつくる(形成する)」ための制度です。若年層が資産形成をするための制度と言っても良いでしょう。非課税枠が年間40万円までのつみたて投資に限られる代わりに、非課税期間が20年と長期に渡ります。年間40万円を20年間つみたてることを想定している訳ですね。また、つみたてNISAは、金融庁が指定する投資信託の中から、商品を選択(分散投資)することになります。このことからも、金融庁が上記の3つ「積立・分散・長期」を重要視していることがよくわかります。

■DCで分散するなら…どれを選ぶと安心?

資産形成においては、「積立・分散・長期」が重要であるとお伝えしました。DCも資産形成に向いた仕組みとなっています。なぜならば、DCは毎月積み立てていく仕組みになっており、原則60歳まで引き出すことができません。そのため、必然的に積立&長期となります。ということは、DCに関して意識するべきことは「分散」ということになりますね。分散する際には、なるべく反対の動きをする(逆相関関係)商品に分けることが重要と言われています。

例えば、仮に逆の動きをするAとBという商品があったとします。Aが下がればBが上がり、Bが下がった時にはAが上がります。

つまり、AとBの両方に資産を分散することで、リスクを抑えることができるということです。仮に同じ動きをする商品に分散した場合、一方が上がった際にもう片方も上がり、一方が下がった際にもう片方も下がるので、リスクヘッジ(損失回避)にならないですよね。

さて、一般的に投資の世界では、ハイリスク・ハイリターン商品と言われる「株式」と、ローリスク・ローリターン商品と言われる「債券」とに分散することが推奨されています。これは株式と債券とが逆相関になることが多いためです。つまりDCにおいても、株式と債券で分散することが安心ということですね。

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最終更新:7/6(土) 8:30
Sodan[ソダン]

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