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米中通商交渉、電話協議で再開-中国は関税撤回求める立場崩さず

7/6(土) 13:26配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トランプ米政権が中国との通商交渉を電話協議を通じて再開したことを明らかにした。ただ、中国は、交渉合意にはこれまでの関税措置を米国が撤回することが不可欠との立場を崩していない。

トランプ大統領と中国の習近平国家主席は先月の首脳会談で、交渉を再開し、新たな関税を賦課しないことで合意したが、交渉の日程や合意期限は示していなかった。

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は5日、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表とムニューシン米財務長官が中国の劉鶴副首相と電話で話をしており、さらなる協議がなされると語った。詳細には触れなかった。

ブルームバーグテレビジョンのインタビューで同委員長は、近い将来の「いずれか時点」で顔をつきあわせた会合も「あり得る」と述べた。その上で「スケジュールはない。質を求めるならスピードは不要」と説明した。

中国では国営メディアとつながりのある影響力の強いブログが、米国の関税撤回がなければ交渉は「再び後退する」と警告し、中国商務省が4日の定例記者会見で示した認識を繰り返した。

ソーシャルメディア「微信(ウィーチャット)」上で経済日報が「陶然筆記」との名称で運営しているブログは、米国が発動した罰則的な関税の全廃が「最も重要」な要求であり、そのことは交渉を通じて変わることはないとコメントした。

クドロー委員長は、米企業が中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)との取引を完了させるための認可を米商務省が拡大する可能性があるとしながらも、フェーウェイはブラックリストであるいわゆる「エンティティーリストに残るだろう」とも発言。「半導体であれ何であれ、国家安全保障にかかる分野でのライセンスはオープンにしない」と話した。

原題:U.S. Says Trade Talks Resuming as China Demands End to Tariffs(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Sarah McGregor, Ryan Haar

最終更新:7/6(土) 13:26
Bloomberg

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