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【岡山から伝えたい】県史に刻まれる大水害、あのとき何が 映像で振り返る西日本豪雨【再配信】

7/7(日) 11:53配信

KSB瀬戸内海放送

【再配信:内容は2018年12月26日の初出時点のものです】

 西日本豪雨の発生から半年近くの月日が経とうとしている。国がまとめた被害額は1兆円を超え、過去最大の水害となった。被災地のひとつとなった岡山では、この半年間にどんなことが起きたのか。地元メディアであるKSB瀬戸内海放送が映像で振り返る。

 岡山県では、大雨によって各地で河川の氾濫や土砂崩れが起き、66人が死亡(うち災害関連死5人)するという県史に刻まれる大災害となってしまった。特に、県の南西部に位置する倉敷市真備町の被害は甚大だった。川の堤防が複数箇所で決壊し、流れ込んだ水の高さは5メートルを超え、町のおよそ3割にあたる1200万平方メートルが水に浸かった。5歳の女の子を含む50人以上が自宅で逃げ遅れるなどして亡くなった。

 真備町に隣接する総社市では浸水の影響でアルミ工場が爆発。火災が近くの住宅などに延焼した。また、爆風で多くの家の窓ガラスが割れ、住民が負傷するなどの被害があった。

 7月11日には安倍首相が自衛隊のヘリから被災状況を視察、真備町内の避難所を岡山県知事、倉敷市長らとともに訪れた。14日には天皇、皇后両陛下が訪問され、河川の決壊現場などを視察された。ほかにも、多くの著名人が真備町を訪れ、被災者を激励した。

 豪雨から半年が経ち、真備町の復興は進みつつある。小学校の体育館などに避難していた人たちのほとんどは、仮設住宅や自治体が借り上げた民間の賃貸住宅に移った。町のあちこちに積み上げられていたがれきは片付けられ、決壊した堤防の本格復旧工事も始まった。大型スーパーは24時間営業を再開し、以前と同じような品揃えで人々の生活を支えている。しかし、人口は減り続けていて、住人が戻らない空き家が目立つのが町の現実だ。

 気象庁が岡山県に初めての「大雨特別警報」を発表したのは7月6日。「重大な危険が差し迫った異常事態」と最大限の警戒を呼びかけたが、この時点では行政をはじめ、市民の間でも災害対応や避難への動きは鈍かった。

 そして、降り続いた雨がようやく止んだ7月7日の朝、人々は信じられない光景を目にした。浸水によって巨大な水たまりと化した町、屋根まで水没した家、ヘリやボートで住民が救助される様子。各地で発生した土砂崩れは道を寸断し、救援活動を阻んだ。「晴れの国」と呼ばれていた岡山の、大雨に対する備えの甘さがあらわになった。

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最終更新:7/7(日) 11:53
KSB瀬戸内海放送

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