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トヨタ「スープラ」で一番安い「SZ」は買いなの?

7/8(月) 6:00配信

&GP

17年の時を経て復活した高性能スポーツカー、トヨタ「スープラ」。

その頂点には、かつてと同様、直列6気筒モデルを据えているが、新型には歴代モデルとしては初となる、4気筒モデルもラインナップしている。直列6気筒エンジンは3リッターターボで340馬力を発生するのに対し、4気筒エンジンは2リッターターボで258馬力と197馬力の2タイプを設定。グレードによって出力が異なる。

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今回は、そんな4気筒エンジンを搭載する2グレードの中でも、197馬力のベーシックエンジンを搭載するエントリーグレード、「SZ」の魅力を深掘りする。

新型スープラSZとSZ-Rの価格差、その理由?

トヨタにはスープラのほかに、「86」という手頃なスポーツカーも存在する。双方の開発責任者を務めたトヨタ自動車の多田哲哉さんは、「86が登場して以降、『ターボエンジンを搭載した86は出ないのか?』と、ファンから何百回も尋ねられた。新型スープラは、そうしたニーズに応える役目も担っている」という。

その“ターボ付き86”こそ、4気筒ターボを積むスープラ、と考えていいだろう。ターボエンジンは一般的に、自然吸気仕様に比べて出力アップを図れるため、最高速や加速力などを稼ぎやすい。

「飛行機に例えれば、86は練習用のプロペラ機。絶対的な性能は低いけれど、コントロールしやすい上に滑らせて楽しめる。一方、新型スープラは、例えるならジェット機。性能も完成度も高い。腕を上げたら乗りたくなり、しっかり走らせればかなり速く走れる」と、多田さんは双方の違いを説明する。

そんな“ターボ付き86”ことスープラの4気筒モデルには、258馬力を発生する高性能版の「SZ-R」と、197馬力のエントリーグレード、SZとが用意される。価格はSZ-Rが590万円で、SZは490万円だ(ちなみに、6気筒エンジンを搭載する旗艦グレード「RZ」は690万円)。

「エンジン出力が異なるだけで、100万円もの価格差があるの?」と思う人がいるかもしれないが、実はそれだけではない。SZ-RとSZを比べると、装備の充実度がかなり異なるのだ。

まずシート表皮は、SZは布であり、SZ-Rは本革と“アルカンターラ”と呼ばれる人工スエードの組み合わせ。さらにSZには、シートの電動調整機能やシートヒーターも備わらない。

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最終更新:7/8(月) 6:00
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