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【広島から伝えたい】「え?みんな避難しとる?」つぶやきに現れた迷い 早期避難した地域は「声かけ」

7/8(月) 10:00配信

テレビ新広島

広島で130人を超える死者・行方不明者を出した西日本豪雨災害。多くの犠牲者を出した要因として避難行動の遅れが指摘されている。災害が起き始めたその時、人はどのような「感情」を抱いていたのか?テレビ新広島ではSNSの投稿内容を分析し、人々の避難に対する感情の変化を追った。そして、早期避難につなげる方法を探った。

警報発令、敏感に反応はしていた

去年7月6日の豪雨災害のとき、人々は避難についてどのような感情を抱いていたのか?私たちはあるビッグデータに目を付けた。

広島市立大学(知能工学)田村慶一教授「迷いや不安や戸惑いを含むツイートが結構あると。」

広島市立大学の田村慶一教授に分析を依頼したのは、国内利用者4500万人を誇るツイッター。今回、データ会社の協力を得て、去年の7月5日から8日にかけて中国地方で投稿された「つぶやき」のうち、およそ3万2000件をランダムに抽出。その中から「避難」や「警報」という言葉が含まれた「つぶやき」の特徴を調べた。

すると「特別警報」が出された6日午後7時40分。「警報」という言葉を含む「つぶやき」が10分間で106件と急激に上昇。人々が敏感な反応を見せていたことがわかる。

「特別警報か 夜中怖いな」
「特別警報地域に居る事は恐怖しかない」

その後、あとを追うように「避難」を含む投稿は増加し、午後10時から11時にかけて、ピークに達する。このとき「避難」を含む「つぶやき」を詳しく見ていくと多く投稿されていたのが…

「え???避難した方がいいん??」
「ビビって避難しようか悩む」
「え?みんな避難しとる??」

避難への迷い。そして…

「避難場所に全員入れるんだろうか。入れるわけない」
「避難しろと言われても、行くところがない」
「避難所って犬OKなの?」

避難所に対する不安。さらに…

「避難所行くのに車出すのが怖いわ」
「避難場所開設されたけど、行くまでに溝だらけなので逆に危険」

避難することへの怖さや戸惑いも見て取れた。この時、ツイッターでは避難に対するネガティブな感情が共有されていたのだ。

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最終更新:7/8(月) 10:12
テレビ新広島

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