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故金正日の料理人「藤本健二氏」が平壌の日本料理店で目撃。無事確認される

7/8(月) 17:28配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

北朝鮮の故・金正日(キムジョンイル)総書記の専属料理人で、3年前に平壌に渡航した藤本健二氏がこのほど、同氏が経営する平壌の日本料理店で目撃された。藤本氏に関しては、所在が確認されず、安否が心配されていた。

筆者が共同で調査報道を進める北朝鮮専門ニュースサイト「NK News」に対し、関係者が明らかにした。

藤本氏が北朝鮮当局に身柄拘束された可能性を伝える日本メディアの報道が続く中、藤本氏の所在確認の情報は日本政府をはじめ、関係者に安ど感を与えそうだ。

平壌にいる関係者2人が最近、2017年2月に藤本氏が平壌中心部の百貨店ビルに開店した日本料理店「たかはし」を訪れ、食事したことを明らかにした。この料理店をめぐっては、すでに閉鎖されたとの日本メディアの報道もあったが、今もオープンしていることとなる。

北朝鮮当局は6月下旬、海外メディアやSNSで北朝鮮国内の情報を発信していたオーストラリアからの留学生、アレク・シグリーさん(29)を拘束。7月に入り、解放したものの、北朝鮮をめぐる情報の流出入には極めてセンシティブ(神経質)になっている。

金色の大きな額縁入りの写真

情報提供者の身を守るため、その身元が特定できたり、情報提供者が藤本氏の料理店「たかはし」を訪れた具体的な日時がわかったりしてしまう内容については、拙稿でも控えさせていただきたい。

1人目の関係者によると、デイリー新潮が6月下旬に藤本氏の拘束情報や安否未確認を報じた(後述)のち、「たかはし」で客にサービスを提供する藤本氏を見たという。

また、2人目の関係者は後日、同店を訪れたものの、藤本氏が働いている姿は目撃できなかった。しかし、同店の壁には、藤本氏が寿司料理をつくる、金色の額縁入りの大きな写真が掲げられていた。

一般的に、北朝鮮では、藤本氏が同国当局と何らかの問題を抱えていれば、こうした写真を店内に掲げることはできない。藤本氏が当局との問題に直面していないことを示しているものとみられる。

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最終更新:7/8(月) 18:11
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