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紅ゆずる、「最後は私らしく」コメディで集大成!

7/9(火) 17:50配信

チケットぴあ

7月12日(金)から兵庫・宝塚大劇場にて、宝塚歌劇団星組公演『GOD OF STARS -食聖-』『Eclair Brillant(エクレール ブリアン)』が開幕する。本作での退団を発表したトップスター紅ゆずるは「噛み締める間もないほど、やることに追われています」と詰めの稽古の真っ只中だ。

紅ゆずるの画像

『GOD OF STARS -食聖-』で演じるのは過去の記憶を無くした男、ホン・シンシン。レストランオーナーに拾われたことで料理人としての実力が開花。今や三つ星天才料理人兼、上海の総合料理チェーン大金星グループの総帥として大成していた。しかし、少々難のある性格が災いしこの後、次々とアクシデントに見舞われる。物語では、ホンがライバルや仲間との出会いを経て成長する姿が描かれる。「料理を作るよりカンフーなどのアクション場面の方が多い」というように、ホンの傍若無人ぶりが肝となる、アジアが舞台のクッキング・コメディだ。

作・演出の小柳奈穂子は、開口一番「すごくハマり役です」。手渡された台本を一読し、主人公の性格のマズさに戸惑った。「これがハマり役?と自分では腑に落ちなかったのですが、組の皆からも『すごい!そのままって感じ』『ぴったりですよ!』と口々に言われ、ここにきて自分を省みるという(笑)。最後まで挑戦と発見があります」とユーモアたっぷりに笑わせる。共に退団するトップ娘役、綺咲愛里が演じる食堂の娘アイリーン・チョウも、料理より武術の方が腕が立つというのも面白い。「アイリーンの料理は気絶するほど不味いのですが(笑)、ホンはそれを美味しいと感じるんです。そこから愛とは、本当に美味しい料理とは何か、ということを見出していきます」。退団を感じさせる湿っぽさは今のところ微塵もない。紅は小柳に「最後は賑々しく終わりたい」と告げたという。

「私も宝塚ファンなので分かるのですが、ファンの方にとって退団公演は、この世の終わりにも近いような感覚なので、お芝居が湿っぽくなると、休憩時間もその後のショーもどう楽しんでいいのか分からなくなる。小柳先生にも紅ゆずるにしかできないものをと仰っていただいたので、せっかくなら『楽しかった!』と笑顔で終わるのが、私らしいのかなと」。

酒井澄夫作・演出のショー『Eclair Brillantエクレール ブリアン』は「場面ごとに全然違う」趣向で楽しませる。フィナーレの黒燕尾では、男役の集大成を見せるつもりだ。「振付の羽山(紀代美)先生がとっておきの曲を用意してくださったということで、ありがたいなと。すごく斬新な仕上がりになると思います」。

公演は7月12日(金)から8月19日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、9月6日(金)から10月13日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは8月4日(日)発売開始。

取材・文:石橋法子

最終更新:7/9(火) 17:50
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