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庭園が紡いだ絆 未来へ 学校間交流本格化 本宮市の英国訪問団

7/10(水) 10:27配信

福島民報

【英国ロンドンで紺野学広告局企画推進部副部長(元本宮支局長)】本宮市は来年の東京五輪・パラリンピック期間中、「復興ありがとうホストタウン」として英国の学校の生徒らを招待する。同市の英国庭園とロンドンの福島庭園が紡いだ絆を未来につなげる。九日午前(日本時間九日夜)、市英国訪問団長の高松義行市長が福島庭園近くのホーランドパーク・スクールで発表した。同日、初の学校間交流として訪問団の中学生が同校を訪れて生徒と友情を深め、来年の再会を誓い合った。

■五輪の期間中 現地生徒を招待

 同校と、十日に訪問するダヴェナント・ファウンデーション・スクールの生徒、教諭計三十人を招く。詳細はこれから決めるが、本宮市内の三つの中学校の生徒と英国庭園を散策する。市内の復興の様子を発信するとともに、市民との交流の場も設ける方針だ。

 日本やアジアの文化に興味があるというホーランドパーク・スクールのステラ・ジュリアニーニさんは「日本の学校にも行ってみたい」と東京五輪や本宮市のホストタウンに期待を寄せた。高橋愛理さん(本宮一中三年)も「英語を勉強して来年はもっと話ができるようになりたい」と再会を待ち望んだ。

 招待に必要な経費は今後予算化し、議会に提出する。

 ホーランドパーク・スクールは福島庭園があるケンジントン&チェルシー王立区のホーランドパークに隣接する公立校で十一歳から十八歳まで約千四百人が通っている。高松市長と本宮一、本宮二、白沢の三中学校の代表生徒十二人が訪れた。

 コリン・ホール校長と生徒らが出迎え、同スクールのコーラス隊による見事な歌声で歓迎した。高松市長が英国との交流の経緯を説明。来年、同校の生徒らを招待する意向を伝え、ホール校長に招待状を手渡した。

 この日の交流会では、訪問団の中学生が書道と折り紙の日本文化を紹介し、一緒に楽しんだ。書道を体験したアレクサンドレ・ポーテットさんは「難しかったが日本の友達が優しく教えてくれたので楽しかった」と笑顔を見せた。昼食ではキッシュなどのランチを一緒に食べ、親睦を深めた。

 訪問団を代表し、清水桜花さん(本宮一中三年)、古宮まことさん(同)が「日本では学べないことをたくさん学ぶことができた」と英語でスピーチした。

 学校間交流は、在英県人会ロンドンしゃくなげ会の満山喜郎会長(白河市大信出身)の協力で実現した。今後も相互派遣事業のほか英語による文通やビデオレターの交換などで友情を育む。

最終更新:7/10(水) 11:28
福島民報

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